テーブルリネンの経済学

市松模様のテーブル

つい最近までテーブルクロスやランチョンマットというのは 誕生日やクリスマスなど特別な日のおめかしに敷くものだと思っていました。 でも今のわが家では必需品。 なぜって買ったばかりの新しいテーブルに傷をつけたくないからです。 布一枚で、テーブルの傷を防ぐ効果は絶大。 テーブルに器を置いたときの音に驚くこともなくなり、手放せなくなりました。

テーブルリネンを敷くことによりテーブルに変化がつくのも嬉しい。 たとえば、一つの料理でも器が10種類あれば10通りのセッティングがありますが、 器を5種類に減らし、その分リネンを5種類用意したとすると、5×5。 なんと25通りものバリエーションが生まれます。

料理×器×テーブルリネン。 乗算になるところがミソですね。 種類の数が同じでも、より多くの変化が楽しめるなんて、お得でしょ?

テーブルクロスは値が張るので、よく買うのはランチョンマットです。 それも揃えるのは2枚ずつ。 家族の人数分4枚揃えるのは大変だし、ハンパ物セールも利用したいので、 2枚ずつ揃え、相性の良い色を2色取り合わせて使っています。

これも乗算の論理ですね。 同じ種類のものをたくさん揃えるより、 違った種類を少しづつ、のほうがバリエーションが増えてお得です。

初稿:2007年4月5日

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