Guam  丘の上のリゾート・レオパレス

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【 お風呂 】

さあ、今日もお風呂だ。
ここのお風呂はゴージャスで素敵。広い洗い場、大理石張りの壁。同じく大理石張りの腰掛けスペースも付いている。 給湯設備も大したもの。蛇口から熱い湯が水量豊かに出るので、瞬く間に浴槽がいっぱいになる。

でも、部屋はエアコンが効いているので、裸になると寒い――!! 一旦お風呂に入ったはいいが、タオルを忘れて部屋に取りに戻ったら、 体が冷えて、寒さのあまり急激に気分が悪くなってしまった。 胸が痛い。吐き気がする。ほんの数秒から数十秒の間のことなのに。

死にそうになりながら、湯船に飛び込んだら、不覚にも浴槽の中でもどしてしまった。 せっかく温かいお湯に飛び込んで助かったと思ったのに、これではお湯の張りなおしだ。 吐いたのはほんの少量だけれど、気持ちが悪い。例のケイジャン風の(?!)ヘンな臭いがするし。 その臭いでますます気分が悪くなりそうだ。

寒さで気が変になりそうになりながら、すっかり浴槽を洗い、もう一度、お湯を出した。 けれど、蛇口から出てきたのは生ぬるいお湯。水量は相変わらず豊かだが、給湯が間に合っていないらしい。 永遠に温かいお湯が出続けるのではないかと思わせた給湯設備も、 さすがに二度も浴槽が一杯になるだけの湯を蓄えてはいないらしい。

寒さにうち震えながら洗い場で体を洗い、給湯器が再び湯を沸かしてくれるのを待った。 寒さで吐き気がして、胸が痛む。でも、また戻したりしたら大変だ。

‥どれくらい待っただろうか。ようやく蛇口から温かい湯が出始めた。 出始めれば、水量が豊かなだけにあっという間にお湯が張れる。 温かい湯の中に再び体を浸すと、体はじんわりと癒されていった。この浴槽は、幅は狭いものの、長くて足が延ばせる。 また、頭を載せる部分がうまい具合に凹んでいて、ここに頭を載せると、肩が湯に浸かるようになっている。 顔以外は、すっぽりと湯の中に浸れるようになっているのだ。 将来、もし家を建てることがあったら、絶対こういうバスタブがいいと思った。快適さが普通のお風呂と全然違うもの。

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