Philippines  セブ・マクタン島

<<<   >>>

【 エアガンシューティング 】

エアガン

エアガンシューテュングのレッスンは、先日誰かがやっているのを見たけれど、 はるか遠くのほうに吊る下げられたカンの的を見て、あんなのにあてられるヤツがいるのかいな、と思ったものだった。

ところが。皆でエアガンシューティングに繰り出し、昨日アーチェリーの世話を見てくれたスタッフに声をかけ、 まずきりんが柄の長い鉄砲を構えると、

スカーン!

なんと、三つある的のうちの一つが初っ端からはじけ飛んだ。

「なーんだ、けっこう簡単?」
まさか当たるとは思わなかったので、的がはじけ飛ぶのをビデオに収め損ねたうさぎは、「もっかいやってみて」。

ところが、最初のはビギナーズラックだったらしい。それから何度やっても二度と的がはじけ飛ぶことはなかった。 ただ、的を吊ってある糸がゆらゆらと大きく揺れることは何度かあったから、的を弾き飛ばさないまでも、 当たってはいたらしい。

きりんが何度か撃ったあと、うさぎもやってみることに。 トリガーを引いたときの反動が怖いと思っていたけれど、弾丸が飛び出る本物の銃ではないからなのか、 あんがい反動はなかった。ただ、うまく照準が合わない。筒が重いので、照準を合わせるまで、腕がもたないのだ。 こらえ性のないうさぎは、照準が合うまで待つ根気もなく、結局、自分でもどこに撃っているのか分からないまま、 ネネにバトンタッチした。

性格的にこういうことにはやっぱりネネの方が向いているらしい。ネネは二度ばかり、吊り糸を揺らしてみせた。

次はチャア。いくらなんでもチャアには無理だろうと思っていたのだが、スタッフがチャアにも持たせてくれたので、 やらせてみることに。チャアは左利きなので、トリガーを引く手も皆と逆。 一度普通に立って撃たせたあと、スタッフはチャアを椅子に座らせ、肩にあてるはずの砲筒のおしりを肩に乗せ、 一緒に照準を覗きながら撃たせてくれた。的には当たらなかったけれど、一応経験ができてよかった、よかった。

けれどこのアクティビティは、アーチェリーに比べるといまいち不評だった。
「あまりに的が遠すぎて、的に当たったかどうかが自分の目で確認できないから」というのがその理由であった。

<<<   ――   4-3   ――   >>>
TOP    HOME