多言語

8言語単語帳

 フィンランド週間だった今年のゴールデンウィーク。実はその傍らで、こんなのも作ってました。

 じゃーん、8カ国語単語帳でーす^^。8言語の単語を色とりどりのペンで並べて書いた、いかにもわたしが好きそうーーな単語帳^^。実際、眺めているだけで、シアワセ~~~♡

 B4ノートを縦割にし、ページ左から、日本語英語アラビア語インドネシア語ロシア語フランス語ドイツ語フィンランド語の順に、ペンの色を変え、並べて書きました。

 「単語帳」といいつつ、熟語も多いので、「パーツ帳」かな? たとえば「月曜日」という単語は「月曜日に」の形で書きました。なぜなら「月曜日」が主語になったり「月曜日を」みたいに目的語になったりすることって、めったいにないからです。ほとんどの場合「月曜日に」という形で使われるので、そうしました。

 「月曜日から金曜日まで」といった表現も、欄外にちょこちょこっと記入。こうしておけば前置詞で迷ったとき、冠詞のある・なしで迷ったとき、これを見ればすぐに確かめられる♪ 自分に便利なように書きました。

 活用のない副詞句を中心に、200項目作ったところで時間切れ。残りはぼちぼちヒマを見つけ、気長に増やしていくつもりです。

 ところで、なぜそもそもこんな単語集の作成を思い立ったのか。それは、フィンランド語の基本単語の洗い出しをしたかったからです。そのついでにフランス語アラビア語の復習もかねようと思い付き、・・・ついでにインドネシア語も・・・と欲張るうち、結局、日本語英語を含む8カ国語になりました。

 でもこのノートを作ったことで逆に、それぞれの言語に対する愛着度にかなりの温度差があることに気づきました。

 母語である日本語と、最近必要不可欠と感じる英語は別として、つい目を細めて眺めてしまうのは、フランス語アラビア語。その次がインドネシア語フィンランド語はその次。ロシア語ドイツ語は、久しぶりに関わって楽しかったけれど、まあ、さしあたって、どうでもいい^^;。

 わたしにとって、それぞれの言語の大事さはその言語に関わってきた時間にほぼ比例するようです。長時間つきあってきた言語ほど大事。一生懸命学んだ言語ほど大事。少し使えるようになってきた言語が大事。どんな単語をどんなふうに、どんな場面で使うか、イメージを思い描ける言語。誰かがこう言っていたなあと、声まで思い出せる言語。そういう言語は、同じ行に羅列しつつも、そのニュアンスの違いがなんとなく分かる。その言葉の空気に包まれながら「こういう場合はこう。ならばこういう場合はどうなんだろう?」という連想が次から次へと湧くから、楽しいのです。

 それに引き換え、辞書で調べてただ写し書きしているだけの言語は、空白を埋める達成感こそあるけれど、そこでストップ。それ以上は転がってはいかない。

 新しい恋人フィンランド語がこれまでかわいくてかわいくて仕方がなかったけれど、ハーレム状態に浸ったことで、逆に、古女房のよさに気付きましたとさ^^。

 連休中にちょうど初級文法を一通り終えられたので、今後しばらくはフィンランド語はまた一日5分のペースに戻し、アラビア語フランス語を大事にやっていこうと思います。

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