多言語

語学教材の断捨離

 師走はもうすぐそこ。

 今日は決意表明をします。

 今年こそ、語学教材を断捨離します。

 最近、年末に向けて大掃除と断捨離をゆるゆる始めました。滑り出しは割と好調。洋服や実用品など、わりとサクサク処分できています。ただ、なかなか処分できないのが本。特に語学関係。NHKテキストなんか、捨ててしまったらそう簡単にはまた手に入れられないと思うと、とことん大事にしてしまう。それから海外で買ってきた絵本とか。あと自分が書いたノートね。もう見ないと思っても、怠惰なわたしがなけなしの努力をはたいた証だと思うと捨てられない。

 でも正直、邪魔っっ! 本棚に入りきらない外国語の絵本だの語学テキストだのノートだのが押し入れの上段に乱雑に積みあがっていて(収納しきれないと、とりあえずそこに突っ込むから)、押し入れを開けるたびにイラッとする。なので今年は、語学テキスト・ノートも聖域にせず、断捨離対象にしようと思います。

18年で変わった学習法

 2005年に始めた外国語学習ですが、この18年で学習法はずいぶん変わりました。昔は教材といえば、語学テキストと付属のCDだけが頼り。同じテキストを繰り返し繰り返し何度も読み、同じCDを何度も何度も繰り返し聴いたものです。だってそれしか方法がなかったから。

 でも最近は語学アプリもあればオンラインレッスンもあって、語学アプリを開けば、次から次へと新しい例文がどんどん溢れ出てくるし、生ネイティブとオンラインで繋がれば、毎日違う新鮮な会話がとめどもなく広がる。市販の教材が貴重だった時代は終わったのです。

 でもわたしは時代の趨勢と自分自身の学習法の変化に気づかず、数年前まで紙教材にこだわって買い続けていました。いやそれとも、たくさんの教材を所有することが多言語学習者の矜持となっていたのかもしれません。

今後使うのか

 そんなわけで、いまも我が家の押し入れは外国語の絵本やら語学テキストなど、外国語の読みものでいっぱい。でもさー、この先、クメール語やらシンハラ語で絵本を読むかっていったら、たぶんその確率は1%もないと思うんですよね。これがギリシャ語やチェコ語、或いはマルタ語なら、ワンチャンあるかもしれない。文字が見慣れているからね。でも文字からして違うとなると、たぶんないだろうなあ・・・。文字の壁は厚いからね・・・。

 若い人ならともかく、わたしは還暦。余命はあと30年くらいだろうし、なんなら最後の10年くらいは寝たきりかもしれないし認知症になっているかもしれない。

 よし元気だったとして。しかもクメール語やシンハラ語をやる気満々だったとして。そんな条件下ですら、案外語学アプリで学ぶほうを優先してしまうのでは?という気がしてならない。


 そんなわけで。今年は語学教材も聖域にせず、断捨離対象としょうと思います。

 ・・・と書いても正直、本当にできる気はしないけど( ̄▽ ̄;)

 でも不思議とわたし、このブログに書いたことはたいてい実行できるので、今回もブログ効果を信じて書いてみました。

 さてさて成果はいかに。一か月後のお楽しみー!(あっ、これでもう逃げられない。どうしよう💦)

白川郷(最近アルバムの圧縮化をしていて出てきた写真)
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