100万語から約7カ月。英語多読(含む多聴)で200万語を通過しました。フランス語を優先したり、フィンランド語にハマったり、忙しかったりと様々な時期を経る中、ずっと英語を読みたい気持ちを保ち続けていました。それが数字に表れたようで、とても嬉しいです。
特にここ1カ月は「集中的に英語を読む」と決め、毎日読んでいました。「英語で」という制限を設けると自然と英語圏が舞台のものに偏る。なので、日本にいながらにして、ちょっぴり英語圏で暮らしているような気分が味わえました。
多読いまのところ
以前は「そのうち読みたいものを読みつくしてしまうのでは」とか「いい加減そのうち飽きるんじゃないか」と思っていましたが、今のところ、そういうことにはなっていません。読みたい気持ちはますます膨らむばかり。あれも読みたい、これも読みたい。読みたいものがどんどん増えるばかりです。
特に最近、多読の会で英語多読用の本棚の前に立ってから、「読みたーい!!」という気持ちが暴走を始めました。
それまでは主にネットからの情報と英語多読完全ブックガイドを参考に本を選んでいたのですが、いざ目の前に、今のわたしでも読めそうな本がズラッと並び、わたしが手に取るのを待ってるとなると・・・。血が騒ぐ~! 鼻血が出そうだわ、大声で叫びたくなるわ、トイレには行きたくなるわ・・・、もうターイヘン! この感じ、本屋に行くとトイレに行きたくなるタイプの人には分かってもらえるかなー?
前より読むのがラクになり、読めるものの範囲も、少しずつ広がってきています。
特に同じ作家の作品を続けて読むと、最初はちょっと読みづらいと感じても、だんだんその作家の表現に慣れてきて、一冊ごとにラクになるのがはっきりわかります。それが嬉しくて、シリーズものや同じ作家のものを続けて読むのにハマっています^^。
本当に英語を読むのは楽しい。すぐでなくていいから、このまますこーしずつ読めるものの範囲が広がっていったらいいな、と思っています。先は急がない。だって今でも読めるものが、読みつくせないほどたくさんあるから。
多読を始めたばかりの頃に感じていたこと
でも以前はどう感じていたのかな? この機会に多読に関する自分の記事を読みなおしてみました。
最初の頃は、英語力向上を期待していたようです。100万語が途方もない数に思えていた頃は、それだけ読めばさぞかし英語ができるようになるだろうと思っていた。
でも読んだ語数が増えるにつれ、そうした夢はだんだん潰えていき・・・。
最後に「楽しければいいや」だけが残った(笑)。
でもそれでいいんだと思います。
そりゃ英語に触れている時間が長けりゃ、たまには多少のオマケがついてくることもあるかもしれませんが。
最近、多読の大先輩方とお話するチャンスが増えたのですが、みなさん「たくさん読んでいる割に、英語力が伸びない」と、見事なまでに口を揃えておっしゃる(笑)。そう言いつつ、みなさん読み続けていらっしゃるんですけどね。
「英語学習法」として見た場合、多読は決して「対時間効率の良い方法」ではないのかもしれません。第一、たとえオマケがついてきたとしても、それがどんなオマケかは「箱を開けてみてのお楽しみ」ですしね。
でも何が出てくるか分からないから面白い。突然「聞き読み」ができるようになったり。
過去記事を読み返すと、最初のうちは迷ったり悩んだり、迷走しているのが分かります。
でも、ちょっといいな、と思うのは、多読を始めてから今までずっと「楽しい」という気持ちだけは一貫していることです。ずーっと「楽しい」「嬉しい」と書き続けている。「楽しい」から始まり、今なお「楽しい」が持続している。全く「飽きる」ってことがなかった。これって貴重だなあ、と。たとえ好きなことであっても、普通は飽きたり、いやになったりがありますものね。
なので、200万語の成果、それはシンプルに、ますます多読にハマれたことです。これが今回、わたしにとって何よりの成果です。
・・・って、実は多読にハマりすぎて、家の中がヤバイ;;
なので200万語を区切りに、しばらくは家の中の片付けを優先しようと思います^^。
とはいえ、今一番散らかっているのは英語の本で、読んでしまわないと片付かないんですけどね。早く読み終えないと整理のつかない本があと50冊くらいある。まずはこれを早く何とかしないと。
・・・あ、あと読み返したい本も・・・。これも読んでしまわないと片付かない。
・・・とか言ってたら、いつ片付けるの~~?!
さあ、さっさとお片づけ、お片づけ・・・!!