中検の結果が返ってきました。リスニング90点、筆記99点でした\(^o^)/
1点失点は作文で、たぶん音乐(音楽)の「乐」の形がヘンだったのだと思います。これさえなければ筆記が満点だったと思うとちょっと悔しいけど、こんな点数は過去問でも出したことがないので、むしろこの程度しか引かれなくてラッキー♪って感じです^^
さて、今日は年の瀬でもあることだし、今年の振り返り、および来年とそれ以降の展望を書きます。
受けてよかった検定試験
まずは上からの流れで、検定試験について書きます。
今年は3月の中検が中止になり、6月の試験は気が乗らずに見送り、重い腰を上げて11月にやっと受けました。試験勉強やだなー、申し込まなきゃよかったと思いつつ、嫌々机に向かっていたときもありましたが、無事こうして乗り切れたので、「自分エライ!」と思って気分は良いです^^。
検定試験について今思うことは大きく二つあります。
検定試験を今後も受けたい
一つは、今後も検定試験を受けていきたい、ということです。
確かに試験を受けに行くのは億劫。試験勉強も面倒くさい。だからここ数年、そろそろ検定試験を受けるのをやめにしてもいいんじゃないかと思ったりもしていました。
でも実際今回も受けてみると本番が終わったときの解放感と、受かったときの達成感といったらなかった。下のほうの級だし、受かったからって別にどうということもない。でも確かに自分が頑張ってつかんだ達成なわけです。級の立派さに関係なく、試験勉強から解放されれば解放感が感じられるし、頑張りが実れば達成感が得られる。そしてその解放感と達成感は、終わりのない日常にメリハリと区切りを与えてくれる。自分がしてきたことを振り返り、今後のことを考えるチャンスが生まれるんです。
なので今後も年に一度くらい、何かしら自分が受かりそうな検定試験を探し、受けていこうじゃないかと思いました。
落ちるのが怖い
あと一つは落ちることを恐れすぎているということ。今回は申し込み時点ですでに過去問が合格基準点を超えていたのだからもっと気楽にやってもよさそうなものなのに、「今度こそリスニングができないんじゃないか」と思うと不安で、過去問をやるのが非常に億劫でした。
べつに人生を左右するような試験じゃないし、中検は年に3回もあるんだから落ちたって数か月後にまた受けなおせばいいだけの話なんですが、15年前に受け初めて以来一度も落ちたことがない語学系検定試験の全勝記録に終止符が打たれるのが嫌なのかもしれません。
でもDuolingoで1200というストリーク数を失ったとき、意外とすっきりした気分で「これで毎日必ずDuolingoをやらなければならないという重圧から解放される」と、どこかホッとしている自分もいたし、その後また気を取り直して1から始め、400日以上続けられもしたので、検定試験の全勝記録も途切れたら一貫の終わりってものでもない気もします。まあDuolingoと違い、検定試験は検定料がかかっているので、ケチなわたしは一度でクリアしたいと思っちゃうんですけどね( ̄▽ ̄)
試験の結果も大事っちゃ大事ですが、結果の重圧があまりに大きすぎると、申し込みの敷居が高くなってしまうので、今後も検定試験を受け続けるのであれば、あんまり結果にこだわりすぎないようにしようと思いました。
2021年は何を受けるか
今考えている選択肢は、
- ロシア語能力検定試験2級
- 中国語検定試験3級
- HSK3級
- 実用中国語技能検定試験5級
- まだやったことのない言語の一番下の級
- 日本語教育能力検定試験
1はロシア語。次は2級ですが、今から真面目に頑張っても、来年10月の2級が取れる気がしない・・・。来年も見送りかなあ~。
2から4は中国語。気持ち的には大好きな李姉妹がタイアップしているHSKを一度受けてみたいのですが、受験料がめっちゃ高いのがネック。3級は6,160円。でも中検3級はまだちょっと難しい気がするし、3級になると中検も5,000円。高い・・・😿 4の実用中国語技能検定というのは最近知ったばかりでよく知らないのですが、一番下の5級がHSK3級と同じくらいの難易度だそうで、受験料が2000円と安いのが魅力。それくらいの金額ならあまり合否を気にせず軽い気持ちで受けられるかなー、と思い、もっと詳しく知りたいと思っているところです。
5は、韓国語、タイ語、イタリア語など、まだろくにやったことのない言語の一番下の級。一番ありそうなのは韓国語かな。ただ韓国語も中国語同様、日本と文化が近すぎてエキゾチックさに欠ける。そこがどうもわたし的にモチベーションが上がりにくいので、もうちょっと先かな~。
6は日本語。これは何年も前から過去問集を山ほど買ってあり、今年の夏の大掃除のとき、ほんの少しやってみたら面白く、おお、これなら楽しく勉強できるかも、と思って秋の試験に申し込もうとしたら、なんと2日前に申し込みが締め切られていた・・・😿 なので今のところ、これが一番有力候補です。
インスタグラム
今年2020年、わたしの学習言語は、学習者の枠を超え、完全に自由になりました。
世界中の人々と交流し始めたのは、6年前DMM英会話に入会したとき。でもDMM英会話ではわたしは生徒で、つまりお客さんの立場。お金を払って先生に付き合ってもらっているわけです。
しかし昨年2019年、インスタグラムを始め、海外の学習者と対等に交流する場を得ました。
そして今年2020年は、同じインスタグラムで、図らずも言語学習者以外の人々と交流を始めました。これまで学んできた言語を純粋にコミュニケーションの手段として使う場が生まれたのです。
それは言語学習とは関係なく、たまたま別の趣味にハマったからですが、言語学習にとっても計り知れない恩恵がありました。必要に応じてちょぼちょぼ使っているだけなので、一つ一つの言語が目に見えて上達することはありませんが、長くユル~く付き合っていくには、やっぱり実地に使うのが一番。今後もこのペースで行けたら、と思っています。
外国語学習にとって他の趣味を持つことはアドバンテージになるのかもしれません。何か語りたいものを持てば、母語も含め、言葉は当然上達しますもんね。
2013年、当時学んでいたスペイン語そっちのけで着物にハマっていたのに、なぜかスペイン語が瞬く間に上達し、0から始めてたった1年で通訳案内士が取れました。当時、頭の中は着物のことでいっぱい。日々のスカイプレッスンも着物で受け、話題も着物のことばかり。毎日50分、スペイン語で熱く着物について語っているうちに、気づいたらスペイン語が喋れるようになっていました。
多言語学習者のディスアドバンテージ
ただし、逆は必ずしも真ならず。他の趣味にとって外国語学習(特に多言語学習)がアドバンテージになるとは限らない。
まあ複数の外国語ができれば、様々な言語を話す同好の士と繋がりやすくはなりますが、必ずしもプラス面ばかりではない。
わたしはインスタグラムで10言語でキャプションをつけていますが、それってインスタグラム的にはマイナスだと思っています。キャプションは英語だけにとどめるか、むしろ何も書かないほうが絶対好まれると思う。
なぜかというと、人は自分が読めないものを警戒するからです。
たとえば素敵な写真を見たとして。キャプションが日本語で、当たり障りのないことが書いてあればわたしは迷わず「いいね」します。
自分がある程度読める外国語、たとえば英語で書いてあっても、読んで特に問題がなければこれも「いいね」します。
同じ写真に、文字が全くついていなかったとしても「いいね」します。
でもこれが、自分が読めない言語で書いてあったら・・・。写真がどんなに良くても、わたしは「いいね」をためらいます。だってどんなメッセージがそこに書かれているか分からないじゃないですか。もしかしたら自分が絶対容認できないようなメッセージがそこに書かれているかもしれない。だから「いいね」はしない。
わたしのアカウントも同じで、「10言語同じことが書かれているとは限らない」と思われても何の不思議もない。9言語までは同じでも、例えばアラビア語だけ違うかもしれないじゃないですか。アラビア語だけは、なんかすごい怖いことが書かれているかもしれない(笑)。
要は、読む側にしてみたら、読める言語で書いてあることが大事なのではなく、読めない言語で書いていないことが重要なのです。
わたしのアカウントは、閲覧する側にしてみれば、実に不安なアカウントだろうなと思います。・・・すんません・・・><。
かように、多言語学習は必ずしも良いことばかりではない。英語ができるということではプラス面を書きましたが、マイナス面もあるよ、ということで。
でもわたしはやめない
それでもわたしは10言語で書くのをやめません。なぜならわたしはインスタのために外国語学習をやっているわけではないからです。外国語学習のためにインスタをやっているのであって、その逆ではない。インスタも大事、デュプロも大事ですが、やっぱり一番大事、はるかに大事なのは外国語。その優先順位をうっかり忘れたりしないよう、念のためここに書いておきます。
参考過去記事:2019年の反省と2020年の抱負