先日とても嬉しいことがありました。レゴ社のインスタグラム公式アカウントがわたしの投稿をシェアしてくれたのです。こちらです。
レゴ社の公式アカウントは複数あり、今回シェアしてくれたのはLegoFamily、LegoFamilyMiddleEast、LegoFamilySouthafrica、legoduplo_russiaの四つです
その名の通りどれもファミリー向けのアカウントで、それぞれ全世界向け、アラブ圏向け、南アフリカ向け、ロシア語圏向けのデュプロ公式アカウントです。
これはレゴデュプロビルダーにとって最高の栄誉です。レゴファミリーに投稿がシェアされたことのあるデュプロビルダーはほんの数名。たぶん日本人では初めてです。
日本人初とか、凄くないですかー?
日本のデュプロビルダーってめっちゃレベルが高いんですよ。もし国別対抗デュプロ世界選手権とかやったら、日本は確実に一位か二位だと思います。わたしなんか足元にも及ばないめっちゃすごいビルダーが何人もいる。
そんな中、なぜわたしだったのか?
それは英語で意思の疎通が図れるからだと思います。
英語ができるとチャンスを逃さずに済む
「シェアしていいか」という打診が予め個人メッセージであったのですが、全て英語でのやりとり。これがもし英語が通じないかもしれない相手となると、言葉の分かる人を呼んでこなければならず、一手間余分にかかる。わたしの場合はそういう手間がないからハードルが低かったのだと思います。実際デュプロに限らずレゴ公式で作品をシェアされている人はどこの国の人であれ全員英語で自己紹介やキャプションを書いている人たちばかりです。
つまりねえ、英語ができるとチャンスを逃さなくて済むんです。
英語ができたからといって、チャンスが向こうからやってくるわけじゃない。でもたまたまやってきたチャンスを逃さずに済むんです。
逆に言えば英語ができないとやってきたチャンスをみすみす逃すことになる。それどころかチャンスが近くまでやってきたことにも気づかない。チャンスというのは時に音もなくやってくる。そして扉が開いていれば入ってくるし、閉まっていれば黙って立ち去るからです。
扉を閉ざしていると、チャンスがやってきたことにも気づかず、知らず知らずのうちに門前払いを食わせてしまう。もったいない話です。
「英語ができる」とはどういうことか
ではチャンスに対し扉を開いておくにはどうしたらいいか。チャンスを逃さない条件としての「英語ができる」とはどういうことなのか。
わたしが今回実感したのは、「英語ができる」というのは「英語を使っている」ということだということです。「英検○級以上ならできると言える」とかいうような英語力の問題ではない。上手かろうが下手だろうが、日常的に英語を使っていることこそが「英語ができる」ってことなのだと。
英検一級だろうがTOEICが満点だろうが、英語話者に「英語で話しかけてもいいですよ」と示さなければ意味がない。出川イングリッシュでいいから兎にも角にも使うことが大事。
これからは「英語ができたら得をする」時代じゃなく「英語ができなかったら損をする」時代。英語ができるのがデフォの時代がすぐそこまで来ている。もはや「間違えたら恥ずかしい」とか言ってる場合じゃないわけです。
「なんとか通じる」程度でいいから、とにかく「使う」ことが「英語ができる」=「扉を開けておくこと」になるのです。
言語の壁はまだまだ高い
Duolingoが無駄な時間の使い方としてやり玉に上げていたことから興味を持って始めたインスタグラムでしたが(※過去記事参照)、いまは世界を繋ぐ非常に優れたSNSだと思って愛用しています。
なにしろ画像メインなので、言語での発信が主である他のSNSと比べ、言語による垣根が圧倒的に低い。言葉が分からなくても絵文字を使ってコメントさえできます。インスタグラムは言葉抜きで世界と繋がれる稀有な場なのです。
でもそんなインスタグラム内でさえ、言語の壁はまだまだ高いと感じます。
LEGO社の公式アカウントが地域ごとに複数あるのがその証拠。アラブ向け、トルコ向け、ロシア語圏向けなどなど、複数ある。同じ画像にそれぞれの言語でキャプションをつけて投稿するわけです。これはインスタグラム内でさえ言語の壁がまだまだ高いことを示しています。
今回アラブ圏向けのLego Family Middle Eastがいち早くわたしの投稿をシェアしてくれたのも、アラビア語のキャプションがついているからかもしれません。
言語の壁はまだまだ高い。インスタには自動翻訳機能もついているけれど、まだまだお粗末で壁を崩すような破壊力は持ち合わせていない。英語だけでなく、他の言語を学ぶ価値も充分あると実感しました。