最終日の朝。今日の夕方プラハを発ちます。
三日目の昨日はこまごまあちこちを散策してきました。プラハ城、旧市街広場など、行ったところはおとといとそんなに変わらないけど、違う道を通ったり、違う交通機関を使ったりと、行き方を変えてみました。
おかげですっかり地理に詳しくなり、人に道を教えるまでに^_^ 「お城はどこですか?」というまさしく自分が発した質問を、他の人から英語で聞かれた。ちゃんと答えられましたよ。
昨日はチェコ語はおとといの繰り返しで、大したことは喋っていない。長く説明する必要には滅多に迫られない。英語でもこんな簡単なことしか喋ってないんだな、と思いました。
ただその「簡単なこと」をチェコ語で知らない。
- 〇〇はありますか?
- 写真を撮ってもいいですか?
- カードで払います
- ちょっと待って
- おしまい
- ほら、あそこ
- はい、どうぞ
この辺が言えると、わたしのチェコ語ライフはもっと充実するであろう。
よく使う表現ってそんなにないんですね。しかもよく使うフレーズほど短くて簡単。英語でなんか言われた時に返す返答はすごく短くて簡単なんだなと、使っていて思う。これが他の言語でもできればいいんだ。
あと、言葉が通じなくても通じることもある。
昨日の朝のこと。ホテルのエレベーターで、中国人カップルが戸口のすぐ側に立っているものだから、ドアが閉まりませんでした。何語でなんと言ったら通じるかしら?と考えていると、隣にいたフランス人がフランス語で Entrez(中に入って)。すると中国人カップルがスッと中に寄り、エレベーターの戸口は無事しまった。
それを見て思いました。たぶんフランス語が分かったということではないんだろうなと。状況で何を言われたか判断したんだと思います。
なんだかすごく感動してしまいました。人間って状況で判断するという素晴らしい力を持っているんだなあと。
でもそれをするには言うほうが自信を持って言うことですね。「通じるはず」という。現地の言葉や英語で自信なさげに言うより、日本語でいいから堂々と言ったほうが通じるかもと思いました。
あと、スペインでもそうでしたが、また昨日ヨーロピアンに「アッサラームアレイクム」と挨拶されてしまった^^;。なんでだろう? アラブ人が話しかけてくるときは英語なのに。ヨーロピアンから見ると、わたしはアラブ人に見えるんだろうか??