DMM英会話でジンバブエの先生と会話をしました。
外国語を学ぶのが趣味だと言ったら、「わー、いいなあ、わたしは言語はどうもダメで・・・」とおっしゃるので、あれ?と思いました。だって、少なくとも英語はネイティブ並みなんですもん。
ひょっとして英語が母語?と思い、尋ねると、母語はショナ語(Shona)だそうです。でもジンバブエの公用語は英語。だから英語もネイティブ並みに話せるのだそうです。
加えて、ンデベレ語(Ndebele)も話せるそうです。ショナ人とンデベレ人はジンバブエの二大部族。先生はショナ人だけれど、子どもの頃からンデベレ人の多い街に住んでいたのだそう。
長じてからは隣国のボツワナにも長らく住んでいたので、ツワナ語(Setswana)も少し分かるそうです。
そんなにいくつもの言語を高度に操る人に、「わたしは言語はちょっと・・・」といわれると、違和感ありまくり~! 先生曰く「ポルトガル語やイタリア語を学んでいるんだけれど、なかなかうまくならなくて」だそうですが、なんだか脱力。そんなこと言ったら、一体わたしなんかどうすれば・・・。
ことほど左様に、人間の感覚って人それぞれ。挨拶ができれば「○語が喋れる」にカウントする人もいれば、「言語は苦手」なマルチリンガルもいるんですねえ。
しかし、ショナ語とかンデベレ語とかツワナ語とか、素敵・・・っ! 特に「ンデベレ語」って名前。アフリカの言語って「ン」で始まる単語、多いですよね。インドネシア語にも少しありますが、そういう単語って、なんだかとってもアフリカぽくて素敵^^。
別の話題にうつってしまったので、言語に関してはそれくらいで、わたしとしたことが、ショナ語の挨拶すら教えてもらいそびれましたが、次にレッスン取ったらぜひ聞いてみよう^^。他にもいろいろ接点があり、50分間喋りに喋って楽しかったので、きっと近いうちにまたレッスンを予約するでありましょう。
ちなみに、ショナ語とかンデベレ語とかツワナ語も、スワヒリ語と同じ、ニジェール・コンゴ語族のバントゥー語群に属する言語のようです。
バントゥー語ではこれらは基本的に接頭辞の付かない形では現れない。たとえば国名はボツワナBotswana、民族名はバツワナ人Batswana、1人の人間を指す場合はMotswana、言語はセツワナSetswanaとなる。
wikipedia バントゥー語群
とか、良くないですかーーー??!! いつか絶対かじってみたーい!!
しかし、あの広いアフリカの半分近い地域で、親類関係にある言語が話されているって、なんだか不思議。広大な土地に近代まで人間はまばらだったでしょうに、交流があったんですね。
アフリカっていうと、ライオンとかワニとか肉食動物がたくさんいて、なんだか怖い感じがしますが、現地の人はどこが危ないか、何をすれば危ないかを熟知していて動物と平和に住み分けているから、そんなに危険はないんだそうです(先生談)。ってことは、人間の移動も想像するより容易なのかな?
きっとイメージと違うことって、他にもたくさんあるのでしょうね。DMMには他にボツワナの先生もいらっしゃるので、近いうちにぜひおしゃべりしてみようと思います。