昨日の朝、鏡の中に、見事なアヒル口を発見!! びっくりしたー!! まさか本当にできるようになるとは!!
実は密かに練習してたんですよ~! これ!!
アヒル口というのは、唇の裏側が見えるような唇の形です。↓こういう形。
2、3ヶ月前にこの動画を見て以来、この口の形を練習していました。英語の発音トレーニング用動画ですが、わたしは主にトルコ語のためにやってました。
トルコ語には ö という母音があり、4月にスカイプレッスンを始めて以来、ずっと練習していたのですが、これが難しくて、なかなかうまく発音できない。
まず先生の口の形が真似できない。先生が ö を発音するときの口は、下唇の両端が下がって、口が限りなく四角い形になる。でもその形がどうしても作れなかった。無理につくろうとすると、口をすぼめすぎて ü になってしまう。この ü と ö の発音のしわけが難しくて難しくて・・・。
そこにこの動画。これを見た瞬間、ビビッときました。先生の口の形と、パッと見は違うんですが、基本はコレだとピンときた。ポイントは口の両脇の筋肉を使って唇をすぼめ、唇の裏を見せることだったんだ、と。
とはいえ、これがまた、難しいんですけどね。でもこの動画で、どこに気をつければいいのかが分かったので、以来 ö の練習は、あひる口を念頭に置いて、続けました。
・・・といっても、一日数秒か、せいぜい数十秒じゃないかと思う。割とダメ元っぽく、最近はもう、練習していることも忘れていて、だから昨日の朝、突然、鏡の中にアヒル口を発見したときはほんと、ビックリ。鏡に映った自分の顔をマジマジ見ちゃった。なにこれ。こんな口の自分、今まで見たことなかったわ、って。
この口の形を数秒キープできたことにも驚きました。ちょっと前まではほんっとに、全然できなかったのに!! 不思議ーー。
ただ、きっかけがあるとすれば、もしかしてこれかも。
先週だったかな、先生がレッスン中に何か考え込み、そのとき「 ö——–・・・」って言ってたんです。それがすごく印象的で。
何か考えるとき、日本人は「えーーーーーと」もしくは「んーーーーーと」って言いながら考えますよね。英語ネイティヴは”Ammmmmmmmmmmm….”って言う。トルコ語ネイティブの場合、それが”Öööööööööööööööööö”なんだな、って。
・・・ってことはもしかして、この音がトルコ語の基本なのかも、と思って、ここ一週間、わたしも考えるとき、”Öööööööööööööööööö”って言いながら考えるようにしていた。そうすれば思考もトルコ語になるかも、と思って(笑)。
きっとこのときも鏡の前で無意識に”Öööööööööööööööööö”と言いながら何か考えていたのでしょう。それで気づけばアヒル口になっていた。
以来、丸一日、時折おさらいしてみているんですが、ちゃんとできる。 ö の音も出せていると思う。どうやらコツをつかんだみたいです。
ちょっと前までできなかったことが、突然できるようになる、なんてこと、あるんですねえ。
なんだかちょっと元気が出てきちゃった。
こういう、ダメ元で種を蒔いているようなことって、他にもある気がする。完全にダメ元だと思っているから、続けていることも忘れているんですが、でもそのうちのいくつかは、いつかヒョッコリ芽を出すかも?
たとえばRとL。
RとLもこの調子で、ある日突然、聞き分けられるようになったりしたら、いいなあ~~~!!
ちなみに、この「アヒル口体操」の先生、面白い方です。上の動画も、自分の顔にマジックで線を描いちゃったりして、その体当たりぶりがすごいですが、こっちの動画はもっとすごい。「ここまでやるか!」って感じ(笑)。
英語を教授するために、ここまで尊い自己犠牲を払うか。・・・いや、むしろ見せたいのか?(謎)
常人には理解しかねます^^;。
でもありがとう、あめりぽん先生!! おかげさまで、トルコ語の ö が発音できるようになりました^^。