クメール語

ほんのちょこっとクメール語

 唐突ですが、今年の夏はアンコールワットを見にカンボジアのシェムリアップへ行くことにしました。

 カンボジアで話されているのは主にカンボジア語(クメール語)。

 クメール語って、文字からして全然違うんですね。こんな感じ↓

ខេត្តសៀមរាបត្រូវបានដាក់ឈ្មោះបែបនេះដើម្បី រំលឹកដល់ជ័យជំនះនៅកងទ័ពខ្មែរលើកងទ័ពសៀមនៃរាជាណាចក្រអយុធ្យានៅសតវត្សទី១៧។

wikipedia

 google翻訳によれば、「シェムリアップは、17世紀にアユタヤのシャム軍でクメール軍が勝利したことを記念して命名されました。」と書いてあるらしい^^。

 一見タイ文字に似ているなあ、と思い、ひょっとしてタイ文字が読めればクメール文字も少し読めるのでは?と期待したのですが、そういうものではないらしい。基本の子音字の上下左右に母音やら発音記号やら別の子音やらがくっついて、タイ語の文字体系よりもさらに種類が多く、複雑なようです。

 でも、これがちょっとでも読めたらいいですよねえ。文字の読み方だけでも覚えたら、地名が読めるじゃないですか。どっちに行ったらシェムリアップの町で、どっちに行ったら遺跡なのかとか、分かるだけでもすごいよね!

 昨年スリランカへ行ったとき、文字と簡単なフレーズ・単語だけでも覚えていったのがすごく楽しかったので、二匹目のドジョウを狙うことにしました。

 特に今回はツアーじゃないし。滞在も少し長めにしたので、現地の言語で会話する場面はけっこうあるんじゃないかな。

 とはいえ今回も覚える単語は欲張らず、少数精鋭で行こうと思う。昨年のシンハラ語は100くらい覚えたけれど、今回はひとまず30を目標にしています。

 その代わりその30は、いつでも確実に口から出てくるくらいにしておこうと思う。

 今メインに使っているのは「旅の指さし会話帳 カンボジア」。毎度おなじみのシリーズではありますが、特にカンボジア編はものすごく出来が良いと思います。どこが素晴らしいって、文字が比較的大きくて読みやすいことと、例文がどれもシンプルで、複数の例文を見比べるだけで、おおまかな文法が推測できてしまうところです。

 とにかく単語の使いまわしがすごい。

 たとえば「いいえ」はអត់ទេ(オッテー)なんだけど、អត់ទេを離して間に何か挟むと、いろんなことが言えちゃう。

  • អត់អីទេ(オッアイテー 何でもありません→大丈夫です・どういたしまして)
  • អត់បានទេ(オッバーンテー できません)
  • អត់យកទេ(オッヨーテー いりません)
  • អត់យល់ទេ(オッヨルテー わかりません)

 じゃあ分かったときはどう言うかというと、最後のយល់(ヨル 分かる)という部分を使ってយល់ហើយ(ヨルハウイ もう分かる→分かりました)と言えばいい。

 そしてこのហើយ(ハウイ もう)がまた挨拶代わりに使えるញ៉ាំបាយហើយ(ニャムバーイハウイ ご飯もう食べた?)に使え、それに対し、真ん中のបាយ(バーイ ご飯)を除けばញ៉ាំហើយ(ニャムハウイ もう食べた)と返答できる。

 とにかく覚えた単語につかいでがあり、無駄にならずにどんどん繋がっていく感じ。

 文字も、上の文を見ただけだって、が何度も出てきて、yの音で読むらしいことが経験的に分かる。

 早速この本をベースにクメール語のノートを作り、文字や単語を整理しています。こういう作業が楽しいんだよーーー♪♪

 最初は文字がうまく書ける自信がなかったので、Google翻訳のキーボードで文字を打ち、紙にプリントしたものを使いました。そのうち書けそうな気がしてきたので、手書きもするように。

 カンボジア旅行までの約二ヶ月で、

  1. よく使われる文字、記号が読めるようになる
  2. 30くらいの単語を覚える
  3. 覚えた単語を使って簡単な文を自由自在に作れるようになる

のが目標です。

 そこそこ無理のない目標じゃないかな?

 そして、これがきちんとできたら、けっこう使えると思う。

 うーーー、旅行も、旅行に行くまでも、楽しみ~~~!!

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