ここしばらく、久しぶりにゲームにハマっていました。
アドベンチャーゲームの「MYST」(プレステ版)です。
アドベンチャーゲームというのは、謎解きで話が進むタイプのゲームです。
最近はロールプレイングにも謎解きの要素が入ってきて、
"アドベンチャーロールプレイング"と呼ばれるゲームもありますが、
一般的には、アドベンチャーゲームというのはあまり日本では流行らないそうです。
実際いままで出合った日本製の純粋なアドベンチャーゲームで
まともなのがあったかというと‥(謎)。
今回の"MYST"も、もともと海外のパソコン用ゲームソフトからの移植版です。
そのせいなのか、日本製のゲーム機用のゲームとはなーんか、雰囲気が違う。
本格的というか、ミョ〜にリアルでマニアック。
グラフィック、音、仕掛けなど、全てに独特の雰囲気がありました。
西洋かぶれのうさぎは、謎解きがどうの、という以前に、
そのコテコテの西洋アンティーク趣味にハマってしまいましたね。
もっとも、謎解きも面白かった!
音がヒントになる謎が多く、
解き方が分かっても音感が悪い人は解けないんじゃないのか?
と思えるような謎もあり、キーボード(鍵盤)まで持ち出す始末。
ネットで検索してみると、MYSTの謎は他のアドベンチャーゲームに比べて難しいようで、
「攻略本ナシでエンディングを見られたらエライ!」などと書いてあるサイトもありました。
あら、じゃあうさぎってエライんだわ、エッヘン!
‥なんてね。多分これ、うさぎ1人だったら、エンディングは見られなかったと思う。 家族4人でやっていたので、それで最後までこぎつけられたんだと思います。 きりんとネネとうさぎ(チャアはいつも途中で寝てしまった)の知恵を結集したおかげ。 まさに"三人寄れば文殊の知恵"ですね。
うさぎはあまりゲームをやりませんが(スパイダー・ソリティア以外)、 ゲームに行き詰まったほかの3人から、 ときどきコントローラが回ってくることがあります。
まさに「困ったときのママ頼み」。
「ここは全部調べた。ここには何もない」と言うところを、
うさぎが「念のため」と言いつつ調べると、ものの数十秒で隠し通路が見つかったりして。
お助けゲーマー・うさぎは、疾風のように現われて、謎を解いて去っていく〜。
うふふ、かっこいいでしょ!
謎が解けると、「おおっ! ママってアッタマいい〜!」
なんておだてられて喜んでみたりして。
だけど本当は分かってるのよね、これも"三人寄れば文殊の知恵"の論理。 頭の良し悪しとは関係がない。 同じところを行きつ戻りつしているうちに 何がなんだか分からなくなっちゃった人たちに、うさぎはただ新風を持ち込んだだけだって。
人ってけっこう、一度「こう」と思い込むと、
違った視点でモノを見ようとしているつもりでも、
どこかで先入観に囚われていたりする。
だから、違った人の目で見ることってけっこう大事。
MYSTでもそうでした。
うさぎが諦めたところをきりんが調べて活路が開けたこともしばしば。
「どうして? なんで?!」とじたんだ踏んで悔しがるもまた一興。
「頭のいい人と結婚して良かったわ♪」と思って喜べば、めでたしめでたし。
夫婦円満の秘訣はアドベンチャーゲームに有り
今"MYST"の続編"RIVEN"を探しているところです。