今年もいろいろありました
自分の思い通りに物事が運ばなくて
泣いたり怒ったり騒いだり
どっちへ行けばいいのか分からずに
あっちにぶつかりこっちにぶつかり体中が傷だらけ
だけどそれは周囲の誰が悪いわけでも
世の中が間違ってるわけでもなく
ただ自分が阿呆なだけで
そういう自分がつくづく嫌になってみたり
他所の芝生がやけに青く見えてみたり
フン、人生なんてそんなものさと開き直ってみたり
前進してるんだか、停滞してるんだか、後退してるんだか分からない人生の中で
努力してます!と胸を張っていえるほどの努力もせず
さりとて毎日が楽しければいいやと割り切るほど気楽にもなりきれず
宙ぶらりんの中途半端
ただぼんやりと良かったことと悪かったことの数を数え適当なラインで手を打ってみる
そんな自分を嫌悪しつつ
今年初めて気がついたのは
子を持つ母親には幸せでありつづける義務があり
本当に自分は幸せなのかと考える権利などありはせず
答えの決まっている息苦しさに気付くことすらタブーなのだということ
だけどわたしは利口者ではないし
わがままで衝動的でいい子ではないから
その息苦しさに気付いてしまい
言葉にさえしてしまう
だけどわたしは利口者ではないし
わがままで衝動的でいい子ではないから
息苦しいぞと叫ぶ間にも
そういう自分を茶化してしまう
後悔とか自己嫌悪とか、そういうものを数え出したらキリがなく
一歩動けば一つ後悔、二歩動けば二つ後悔するけれど
後ろ向きに悔やみつつ歩むのも、或いは前進の一種やもしれず
すったもんだすったもんだしている滑稽な自分をみて笑えたら
それで1ステージクリアということにしようじゃないか
そう決めた年の瀬です