アラビア語の動詞派生形の型を一覧にまとめてみました。第一語根、第二語根、第三語根をそれぞれ赤、黄・緑の四角で表わしてあります。
このように並べると、わずかな例外を除き、非常に規則的であることがわかります。能動態と受動態の違いは主に第二語根の母音に現れ、 完了形は、基本形を除く全ての派生形において、能動態は第二語根がファトハ、 受動態はカスラとなっています。未完了形は、一部を除き、それが逆になります。
未完了形は、能動態ならファトハ、受動態ではダンマ付きのヤーを最初に加え、最後のファトハをダンマに変える。
分詞は、未完了形の最初のヤーをダンマ付きミームに代え、 最後のダンマをタンウィーンに。これもおのずと、能動態は第二語根がファトハ、受動態はカスラになります。
例外は 未完了形の能動態で、第２～４形だけは最初のヤーにダンマがつくことと、第５、６形だけは第二語根がファトハのままなこと。
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