ゴグとマゴグ
ゴグとマゴグ。(100円shopダイソーで購入)

うさぎは今、失意のどん底です。 なぜって今日、お気に入りの100円ショップが潰れていたのに気づいたからです(悲)。 なぜ潰れちゃったんだろう? いつもお客さんで賑わっていたのに。 わたしだって少しは売り上げに貢献しているはずなのに。 今日だって買いたいものがあるから足を運んだのに‥(涙)。

‥そんなわけで本日は、「緊急100円ショップ応援企画」といたしまして、 我が家の100円グッズをご紹介します! けっこうあるんだよーん♪ 収納用具、消耗品は言うに及ばず、食品、食器、インテリア小物など、キッチンを中心にたくさんあります。 今日は耐久品を中心に、100均で買ったお気に入りを大公開しちゃいます♪

砂糖と塩

まずは冒頭の写真。 これ、うさぎは「ゴグとマゴグ」と呼んでいます。 ゴグとマゴグっていうのは、ある小説に出てくる陶器でできた一対の犬の置き物の名前です。 100円ショップでこのせとものの容器を見たとき、思わずその名前が頭に浮かんだのです。 なんとなく、この底あたりの安定感が、ワンコのお尻っぽいでしょ?

白い帽子がゴグ、茶色の帽子がマゴグ。 いつもゴグが右、マゴグが左。 ゴグには塩、マゴグには砂糖が入っています。

これを買う以前は砂糖も塩も、プラスチック容器に入れて使っていました。 でも注ぎ口の部分が湿気ってすぐに出てこなくなる。 それでネットでいろいろ調べていたら、素焼きや焼締のつぼなら湿気を容器が吸ってくれるので中身が湿気らないということを知り、 大枚をはたいて唐津焼の塩つぼ を買うことにしました。 でもわたしはそそっかしいから、せとものに入れたりなんかしたら、すぐ倒したり落としたりして、 中身をまわり中にぶちまけたり容器を割ったりしないかな、ってちょっと心配‥。 そこでとりあえず100円ショップのせともので予行演習してみることにしたのです。

でもいざ「ゴグとマゴグ」を使い始めたら、高価な塩ツボはどうでもよくなっちゃった^^;。 なーんかこの、ころんとした感じがいとおしくて、手放せなくなってしまったのです。

以来1年半、ゴグとマゴグはすっかり我が家のキッチンに馴染み、引越しの際も新しい家に連れてきました。 心配していた塩や砂糖をぶちまけることもなく、 いつもスプーンを入れているのでフタが半開きなのにも係わらず、不思議と中身が湿気らない。 うまくいっています。

ハロウィンオブジェ

最近のヒットはコレ、ハロウィンのオブジェ(右の写真)です。 これを100円ショップの店頭で見つけたのは9月の初めの頃。 ハロウィンはまだまだ先だと思ってのんびりしていたら、 たくさんあったはずのハロウィングッズが一夜にしてスカーッとなくなり、 最後の一つを慌ててゲットしました。

本当は、「こういう飾り物ってどうよ?」って思ったのですけれどね。 うさぎは、自分は怠け者のクセして、道具には勤勉さを求める。 ただ飾っておくだけのものって好きじゃないんです。 お金を出して買うからには、やっぱり何かの役に立ってくれないとねえ‥。 だから買うとき躊躇したのですが、いざ手に入れてみたら、和むこと和むこと〜! これがテーブルの上に置いてあると、なんかウレシイ^^。 けっこう手がかかっているので、よく100円なんかで売れるなあ、利益出るのかなあ、 なんて思いながら、ついじっくり眺めてしまいます。 最近の買い物の中では間違いなく、出費一円当たりの満足度が最も高い買い物だったと思います。

ポプリ

もう一つ、いまいち役に立ってはいないんだけど気に入っているものがこれ、ポプリです。 ラベンダー、レモン、青リンゴ、ストロベリー、ローズと、5種類の色・香りがあります。 並べておくとかわいらしいので、我が家では瓶の口をしっかり閉めて5つ並べて洗面所に飾ってあります。

これを店頭で見たときは、ちょっとしたショックでした。 ポプリなんていう、まあ言ってみれば一部の愛好家の奢侈品のようなものまでが 薄利多売路線に乗るということが、衝撃的だったのです。 こりゃあバレエ用のタイツが100円ショップで売られる日も近いゾ、と思わず期待(笑)。 まさかあ、って思う? でもポプリだって、ちょっと前まで一瓶が何千円もしていたんですよ。

ポプリ

続いて、これはバッチャン焼きの箸置きです。 まあ、箸置きが100円でもそんなに驚きはありませんね。 大きな器が100円で買える時代ですから。

でも、ずっと気に入って使えるものが100円で買えるって、やっぱり安いと思う。 一年半ほど前に買いましたが、今でも本当に気に入っています。 実は、何度も床に落として割りました。 そのたびに瞬間接着剤(これも100円ショップで売っている)で繋いで使い続けています。 補修の手間をかけても使い続けたいようなものに出会えたのはやはり幸運だったと思います。

ちなみに、箸も100円ショップのものです。 さすがに箸のほうは消耗品ですね。 すぐに先がダメになって、買い替えを余儀なくされます。

竹のランチョンマット

左の写真は、竹でできたテーブルマットです。 見るからに涼しげで、今年の夏は大活躍しました。 南の島のリゾートを思い出すようなアジアンチックな雰囲気が気に入っています。 それに扱いもラク。 シワにならないし、汚れたらすぐに拭けるから。

こういう季節モノのアイテムが安く手に入れられるのは嬉しいですね。 気軽に買って試せるから。 食卓のアイデアを広げるきっかけになります。

不織布のランチョンマット

テーブルリネンに関してはもう一つ、気に入っているものがあります。 不織布でできたテーブルマット&テーブルクロスです。 カラフルな色が揃っているので、いろいろ遊べます^^。

洗濯はできないので、汚れたら捨てるしかありませんが、この価格ならちょっと気楽。 使い捨てのテーブルクロスは昔から北欧のduni というメーカーが出しているのですが、 1枚500円くらいして、使い捨てにしてはちょっと高い気がして手が出ませんでした。 100円ならば、最悪、一回使ってダメになっても仕方がないと思えるので、 気軽に使えます。

それに、この価格だからこそ、たまにしかない行事に思い切ったコーディネートを試してみられるのが 嬉しいところ。 ハロウィンにはオレンジ、クリスマスには赤と緑を使えば、簡単にそれっぽくなります。 時節モノこそ100均グッズ!であります。

ラッピングされたお菓子 お菓子の材料

右の写真は、100均づくしで作ったプレゼント用のお菓子です。 ケーキの生地も、中に入れたクルミも、ケーキ型もラッピングもリボンも、ぜ〜んぶ100均! 100均グッズに加え卵と牛乳と、それに焼いてくれる人さえいれば(←ここが大事!)、 ちょっと体裁のいいプレゼントの一丁あがり^^。

我が家には、 休日にいつでも簡単なケーキやクッキーが焼けるように、 そしてお友達の誕生日を前日の晩に思い出しても対処できるように、 こうしたお菓子の材料、ラッピングの材料をいつも完備してあります。

特にラッピング材は有難い♪ この部門は流行に敏感らしく、 ちょっとオシャレなラッピングが300〜400円で東急ハンズの店頭に並んだなあと思うと、 次のシーズンにはもう100均の店頭に並びます。 300円だってそんなべらぼうに高いわけではないのですが、ウーン、やっぱりちょっと手が出ないんですよねえ‥。 でもこれが100円だと、ちょっと買ってみようかな、って気になるから不思議です。

ところで以前シンガポールの空港で、免税品店のお姉さんに100円ショップのことを尋ねられたことがあります。 このお姉さん、日本に行って100円ショップでお買い物三昧するのが夢なんですって。 アキハバラに100円ショップはあるか、イケブクロならどうだ、と熱心に聞かれました。 どうやら安価な均一価格にパラダイスを感じるのは日本人だけではないようですね。

フォトフレーム

またアメリカには「ワンダラーショップ(one dollar shop)」というのがあります。 一ドル均一。 ワンダラーショップもパラダイスでしたよ〜〜♡♡ 気がついたらおおきなカートにどっさり買っていました^^。

記念日のパーティに気合を入れるお国柄を反映して、 グリーティングカードやラッピング用品、キャンドルなどの品揃えは特に圧巻でした。 わたしが買ったものの多くは食品でしたのでもう食べてしまいましたが、 フォトフレームは今でも飾ってあります(トイレに^^;)。 写真の右側の黄色っぽく見えるのがそうです。 なかなか凝っていて、左側のロイヤルスランゴールのフォトフレームにも雰囲気的に負けていません。 お値段は30分の一くらいなんですけどねー^^;。

我が家の100均グッズはまだまだたくさんあります。 台所用のスポンジやゴミ袋、ビニールヒモなどは100均以外ではまず買わないし、 バンソウコウなどの衛生用品、電池、電球なども100均で買うことが多いです。 あと、靴下もよく買いますね〜。 変わったところでは、語学教材やパソコンの手ほどき本なども。 扇子など、海外にお土産として持っていくジャパネスクグッズもほとんど100均で揃えます。 100円ショップがなかったら、生活はにっちもさっちもいかなくなります。 だから100円ショップには潰れて欲しくないのです。

フレー! フレー!! 100円ショップ!!
いいぞ! 負けるな! 100円ショップ!!
頑張れ! 踏ん張れ! 100円ショップ!!

初稿:2006年9月20日

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