多言語

2018年の反省と2019年の抱負

 昨年2018年はせわしない年で、それなりに充実はしていましたが、外国語学習に関してはここ10年で最もテンションの低い年でした。10月の露検に向けて夏頃にかろうじてロシア語のエンジンがかかりましたが、露検試験後はまた停滞。

 でも12月の末頃から「外国語がもっとやりたいなあ」という気持ちがムクムクと頭をもたげてきたので、2019年はこの意欲を大事にできたら、と思っています。

 やっぱりメインはロシア語かな。秋にロシア語検定2級を受けたいので、今から頑張らないと。

 でも他の既習言語もちょっと気にしておきたい。使うチャンスを逃さないようにしたいと思っています。スカイプレッスンでこのところスペイン語とアラビア語がいい感じに週に2度くらいずつ取れていて、そこそこ言いたいことが言えているので嬉しいです。

 一方ロシア語はお気に入りの先生が人気すぎて争奪戦状態。クラスを開けた途端、一瞬で埋まってしまい、全然取れない (´・ω・`) 今日ほぼ一ヶ月ぶりにやっと1コマゲットできたけど、ロシア語は新しい先生を少し開拓したほうが良いかも。

 とにかく何語でもいいから、外国語に触れていたい。

 いろいろやりたい言語がありすぎて、どこからどう手をつけていいのか迷っているうちに時間が経ってしまうこともありますが、目の前にあるものからどんどんこなしていこうと思います。どれを優先させようとかあんまり考えず、できることからちゃっちゃとやっていき、様子を見ながら計画を修正していこうと思う。

 だから「予定は未定」。さっき「秋にロシア語検定2級を受けたい」と書いたけれど、これも厳密にはまだ未定ってことにしておきます。仕上がり具合によっては今年は敬遠するかも。

 でももし露検2級を敬遠するなら他の試験の受験を検討するなど、今年も一つは試験を受けようと思います。一年に一つくらい、計画的に完遂する目標があってもいいと思うので。

 検定試験を受ける理由は人によって様々だと思いますが、わたしにとって検定試験は一種の「学習カリキュラム」です。「こういう力を養ってくださいね」という目安が過去問を見ると分かるので、その中でまだ自分に足りていない力を養い、穴を埋めていくゲームだと思っています。

 自分専用に作られたカリキュラムではないので、自分には必要のない力が問われることもありますが、そこは既製品だから多少の妥協はしょうがない。ただあんまり妥協ばかりでもイヤだから、目指すところが自分となるべく近い検定試験を選んで受けるなどして、これからもうまく付き合って行きたいです。

 検定試験が100%正しく、それができない自分はダメというような発想に陥らず、さりとて「こんな試験できてもしょうがない」などと馬鹿にしたりもせず、妥協できる部分については妥協し、あまりに違いすぎると思ったらさっさと他をあたればいいんじゃないでしょうか。

 今年に限らない長期的な目標としては、そろそろ言語を整理したほうがいいかな、と感じています。

 具体的には「一軍」と「二軍」、「それ以外」に分ける。

 「一軍」は一生つきあい、将来的に常に日常会話程度(B1レベル)ができるようにメンテし続けたい言語。今のところ候補は、国連公用語6言語(英語、スペイン語、アラビア語、フランス語、ロシア語、中国語)と、陸のシルクロードの言語:トルコ語と、海のシルクロードの言語:インドネシア語。

 「二軍」は言語のなりたちが一応分かり、簡単な会話(A2レベル)をちょこっと楽しみたい言語。たとえば韓国語。まだやったことはないけれど、将来的に絶対学んでみたい言語です。日本語によく似ていて習得がラクだとよく言われるけれど、実際どれくらい似ていて、どれほど違い、他の言語に比べ、本当に習得が楽なのかどうか、自分の感覚で確かめたい。

 「それ以外」は、スリランカへ行く前にちょっとやったシンハラ語、チェコへ行く前に覚えたチェコ語などのように、一時的にちょびっとカジってみるだけで満足な言語。でもシンハラ語はもうちょっとやって、将来的には二軍に引き上げたいな。

 いま迷い中なのはペルシャ語とドイツ語の扱いです。

 ドイツ語は国連公用語ではないものの、ヨーロッパの主要言語。同じゲルマン語族である英語に似ていることから、もう一つ興味がわかなかったのだけれど、チェコでドイツ語をたくさん耳にし、ドイツ語が話せるといいなー、という気がしてきました。

 ペルシャ語は現代でこそ大言語ではないものの、歴史的には大陸の要衝を席捲した時期が数回ある影響力の大きな言語で、アラビア語やトルコ語にもその借用語が多数入っている。また、これがそこそこ分かると同じ印欧語族のインド・イラン語派であるクルド語やウルドゥー語、ヒンディー語などへの足がかりができる。

 この二つを一軍にするかどうか、現在迷い中。

 将来的にはこんな感じのイメージを抱きつつ、そのイメージのどこかに今年がうまくハマればいいなと思っています。

 こんな趣味にめぐり合えて、ホンットわたしって幸せ者よねーーー! こんな壮大な趣味には人間、なかなかめぐり合えるもんじゃないと思う。

 今年もよろしくお願いいたします。

夕方のプラハ。ヴァルダヴァ川の中洲・射撃島から旧市街を臨む
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