低燃費少女から始まり、ハイジにハマって約ひと月。いまだにハイジから抜け出せません。
ドイツ語の原作を読むのはとっくに挫折。でも一番好きなところを2章読めたから、まあいっか。
英語の翻訳は読み終えました。なんと9万語! こんなに長い物語を英語で読んだのは初めて! 翻訳だからか、英語があまり英語英語しておらず、グレーデッドリーダーズ並みに読みやすかったです。
・・・で現在は。
スペイン語で日本アニメのハイジを見ています^^。
なんでスペイン語か、って?
You Tubeに上がっているのがたまたまスペイン語版だったから。
小学校時代の親友、母、それに夫・・・。周囲になぜかアニメのハイジLOVEな人が多いので、わたしもこの機会に見ておこうと思って、それでハイジの動画を探したら、たまたまそれがスペイン語だったというわけです。
スペイン語で見てわかるのか、って?
いや全然^^;。
スペイン語は初めてですから。分かるわけがない。でも原作読んだから、言葉が分からなくてもあらすじくらいは追えるし、ま、なんとかなるかなー、と^^。
でもいざ見始めたら野心(?)が芽生え、せっかくだから物語に出ていたスペイン語を覚えよっかな~?なんて^^。そこで作ったのがこれ↓、スペイン語ハイジノートです。
1ページに2話ずつ。全52話あるので、26ページで終わる予定。一話分ずつ、色サインペンで枠で囲ってみた^^。えへ。かわいいっしょ?
最初の頃はあんまり気張らず、気楽に見ていました。長い会話などはま~ったく分からないので、あいさつ言葉や決まり文句だけ、アニメを見終えたあと手持ちの会話集で確認してノートに記入していました。
20分でアニメを見、10分でノートに記入。だいたい一話につき30分くらいだったかな。
ところがある日、おじいさんのセリフが丸ごと分かってしまった!”A casa de Pedro“(ペーターの家へ)というセリフです。・・・てことは逆算すると、ハイジは「どこへ行くの?」と聞いたんですね。
そこでアニメを戻してもう一度聞き直し、Google翻訳や会話集で調べて、どうやらハイジのセリフは”¿A dónde vamos?“(わたしたち、どこへ行くの?)らしきことが判明しました。
もう、嬉しかったですねえ。ものすごく嬉しかった。なのでここでスペイン語に火がついてしまった!
今まで完全に諦め、聞き流していた会話の一部が聞き取れてしまったものだから、欲が出てしまった。「ハイジたち、何話してるんだろう?」と、ものすごく気になり始め、もっと詳しく調べたくなって、辞書まで買ってしまいました。
辞書大~好き! 辞書引くのって楽しい~~~♪♪
そしてますますスペイン語に気合が入り・・・。
↑ 気付けばノートはこんなことに・・・!
メモをとる間に聞き逃したくない一心で、メモをとるときはアニメを止め、何度もリピートして聞き・・・。一話につき30分で済んだ最初の頃とは違い、2時間くらいかかるようになってしまいました。
でも、ここで思った。これってどうよ? どうなのよ、と。
このままいくと、ハイジそっちのけでスペイン語学習になってしまう。でもこんなに時間がかかるんじゃあ、全52話見終わるのはいつのことやら。早く最後まで見たいのに。
しかも必死に聞き取ってメモをとるので、やたら疲れる。一話見終わるともうクタクタ。アニメ見て肩凝らして一体どうするんだ?!
なのに、じゃあスペイン語が身についているかというと、それが意外にそうでもない。メモする内容が多すぎて、頭に残らないんです。最初の頃ノートに書いた内容は全部言えるのに、最近はもう書いただけで疲れちゃって、あとから読み返す気も起こらない。
内容に気を取られすぎて、言葉の持つ音やリズムを楽しむ余裕もなくなってきた。
うーーーーーん・・・・・。
間違ってる。何かが間違っている・・・。
わたしはもともとスペイン語がやりたかったわけじゃなく、ハイジが見たかったはず。
なので、ここは初心に帰ろう、と。
スペイン語がやりたきゃ、やるのはいい。でも、一度の視聴で多くを得ようとするのは、一見勤勉なように見えて、実は横着のなせる技。そんなにスペイン語がやりたいなら、一度全部見終えたあと、また最初から見ればいいじゃないか、と。
とにかく今一番大事なのは、ハイジを最後まで見終えること。楽しい気分で。疲れないで。スペイン語はつけたり。でも将来必ず付き合いたい大言語なんだから、疲れるほど気合を入れちゃダメだ、と決めました。
なので、今はノートはこんな感じ。
最初の頃のノートに比べると、まだだいぶ文字は多いけれど、内容的には復習が多く、あまり新しいことを追求しないようにしています。
実はこの回は、ず~~~っとわからなかった「ロサルペス」の意味が分かった記念すべき回。それまで何度も何度も出てきて、ず~っとどういう意味だろうと気になっていたのがやっとわかったんです。
なんのことはない、los Alpes(アルプス)だった(笑)。 道理でよく出てくるわけだわ^^。
これが分かったときの嬉しさといったら・・・!
こういう嬉しさにちょくちょく遭遇するから、外国語はわたしにとって堪えられないのであります。