France  南仏コートダジュール

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2005年4月4日の日記より

南仏旅行手配メモ3 楽しい旅行計画

降ってわいたような一月間のヨーロッパ旅行。 そんなことが出来たらいいな、って若い頃から憧れていたのに、 いざチャンスを手に入れてみると、あまりに嬉しすぎて、頭の中は真っ白。 一体どうやって1月間過ごそう、どんな旅にしよう、って、2日間考えたけれど、 なかなか具体的な案が思いつきませんでした。

ネネがモナコ・グレースに短期留学したいと言い出したのは何年も前のことで、 そういうことになったら送り迎えを自分がすることになるっていうのもおおよそ見当がついていたはずなのだけれど、 きっと、信じていなかったんだな。 本当にネネの夢が実現するとは。 実を言うと、まだちょっと頭のどこかで疑っているもの、自分がヨーロッパに行かれるってこと。 もしかして、突然誰かがネネをモナコに連れて行ってくれることになるとか、すごくありそう〜!

でもまあ、計画立てるだけならタダだし。 楽しくプランを練ることにしました。

おとといあたり、この話が降ってわいたとき一番最初に考えたのは、フランスをじっくり回ること。 モンサンミッシェルとかモネの家とか、見たいところはたくさんある。 でも、きりん曰く「あんまりあちこち回ってきちゃって欲しくないな」。 実はわたし自身もそう思うの。 そういうところは、いつかきりんと一緒に行くチャンスが巡ってくるときまでとっておきたい。 一人で見るより二人で見たほうがいいもんね。

次に考えたのは、今一番行きたいイギリスの湖水地方に足を伸ばすこと。 湖水地方は夏場が一番きれいだろうし。 ‥でもさすがにちょっと遠いかな。 イギリスはイギリス単独で行きたいような気もするし‥。

さっき唐突に思いついた第3の案は、「小国巡り」。 ちょうどパラオで小国の面白さに気づいたところだし、モナコも小国。 ヨーロッパには他にも、アンドラ、リヒテンシュタイン、サンマリノといったミニ独立国があって、 比較的モナコから近い。 どこも一日あれば列車で行かれる距離です。 それに、こうした小国はどこも辺鄙なところにあるようだから、治安が良いでしょう。 パリやローマやバルセロナなど、南欧の大都市を女一人で歩く気にはとてもならないけれど、こういう田舎なら‥。

それから、ぜひ行ってみたいと思っているのが、聖地ルルド。 たしか南仏にあったような‥と思って調べてみたら、スペインとの国境にほど近いピレネーの山ろくにありました。 モナコからすごく近いというわけではないけれど、パリなんかよりは近い。 子供の頃からずっと行ってみたいと思っていたルルド。 昨年、ドクター・カレルの ルルドへの旅・祈りを読んでから ますます惹かれているルルド。 ルルドには絶対に行こう。

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