Hawaii  オアフ島ワイキキビーチ

子連れ海外旅行についてのあれこれを
Q&Aの形にまとめてみました。
答えは決して一つではないと思いますが
いろいろな考え方のうちの一つとして
みなさまのお考えの参考となれば幸いです。

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【 飛行機内について 】

質問 長い飛行時間をどう乗り切ればいいのでしょうか。

答え まず一番良いのは、子どもが眠ってくれることだと思います。
ですから、飛行機に乗るまでは充分遊ばせて (空港は広いですから、走りまわれるところがたくさんあります) 疲れさせてはいかがでしょうか。
ハワイやグアムは夜便の本数も多いので、それを利用するのも手ですね。

でも、もし眠ってくれなかったら‥?
その時はその時。運が悪かったと思って、 折り紙やらオモチャやらで一生懸命一緒に遊んでやるしかないかもしれませんね。
奥の手として、新しいオモチャを密かに買って、バッグにしのばせておくのもよし、 お菓子などを持ち込んで、食べさせるのもいいですね。
子供は口がふさがってさえいれば、静かですから。

‥えっ、
誕生日でもないのにオモチャを買ってやったり、
間食はしつけによくないって?

機内では、そんなこと言ってる場合じゃないかも‥。
我が家も、ゲームボーイを娘たちに買ってやったのは、海外旅行がきっかけです。

質問 飛行機に酔うのではないかと心配です。

答え それほど心配する必要はないかもしれません。
我が家はみな、かなり乗り物には弱い方で、 わたし(うさぎ)などは、バスに10分乗っただけで酔いますが、 飛行機にはあまり酔いませんので。
長時間乗り物に乗るときには必ず飲む酔い止めも、飛行機搭乗の際には飲みません。

ただ、飛行が安定しているときはよくても、離発着時、特に滑走路からターミナルまでの 車輪による滑走時と、乱気流に巻き込まれたときは、ときどき酔うことがありますので、 いつも用意だけはしています。

まず、アメかガムを必ずバッグにしのばせています。
アメをなめていると、唾液が適切に処理されるせいか、気が紛れるせいか、 乗り物酔いがかなり軽減されます。
また、着陸時に耳が痛くなるのも、アメをなめているとかなり防げます。

また、いざというときのために、機内に到着したら、 座席前のポケットに入っているゴミ袋の有無を確認し、 嘔吐をもよおしたときには、すぐとりだせるようにしておきます。
どこの航空会社でも、この袋の裏にはビニールが張ってあり、 かなり丈夫にできているので、信頼しています。

質問 周りの人に迷惑をかけないためにはどうしたらいいのでしょうか。

答え う〜ん、結論から言うと。 あんまり「迷惑をかけまい」と思い詰めない方がいいかも。

子どもの年齢にも拠りますが、幼児の場合、 長時間の飛行の間、大人と同じくらいおとなしくしていろ、というのはまず無理。
すこしは騒いだり、泣いたりしても、しょうがないと思います。

ただ、だからといって、 「子どものやりたいようにさせておく」のは得策ではないとは思います。
子どもが騒がしかった場合、周囲の非難は、子ども自身より、親の方に集まりがち。 だから、 「子どもってのはうるさいもんなのよ」と開き直った態度を見せちゃうと、マズイ。 非難の集中砲火を浴びるかも‥。
なるべく子どもを退屈させないようにしたりして、 「及ばずながら、気をつかってます」という姿勢は見せたいところです。 どんなやり方であれ、親が頑張って子どもの面倒を見ているのが分かれば、 多少のことは情状酌量してもらえるのではないでしょうか。

要は、「全く迷惑をかけない」ことより、 「多少の迷惑には目をつぶってもらえるような態度をとる」、 「完全無罪」よりも「情状酌量による執行猶予」を目指す、って感じかな?
「ご迷惑をおかけするかもしれませんが、どうぞよろしく」 と搭乗時に先手を打っておけば、印象もよくなるし、 親の方も少しは気がラクになるかもしれませんね。

まあともかく、「何もしないより、ちょっとはマシ」くらいを目指すべきで、くれぐれも、

子どもを完全に(大人並に)静かにさせておこう

だなんていう大志をいだかないでくださいね。 これを目指しちゃうと、絶対挫折して、果てはパニックに陥りがち。 ひとたびパニックしちゃうと、 「静かにしなさいッ!」とむやみやたらと子どもを怒鳴りつけたりして、 その声の方がよっぽどヒンシュクだったりして、よけい周囲の目が身体に突き刺さってきて、 もお泥沼状態!
‥この辺は、「そういう母親っていますよねー」なんていう他人事なんかじゃなく、 そういう失敗を公共の場で幾度となく繰り返してきた者の体験談だったりします。

あと、騒がしいのはともかく、機内で走り回ったりするのだけはNG。
周囲の迷惑がどうの、という以前に、危険だと思います。

【 現地にて 】

質問 ホテルとコンドミニアム、どちらが子連れには向いているでしょうか。

答え どちらでもいいと思います。

子連れであるなしに係わらず、 コンドミニアム滞在は、その街に暮らしているような楽しさがあります。 現地のスーパーで食材を買い込んで、キッチンでお料理したりするのはとても楽しい。

けれど、ホテルの方が立地がよかったり、内装が豪華だったりする傾向はありますよね。
憧れのホテルがあるならば、ホテル滞在も素敵だと思います。
電気ポットくらいならホテルにだってありますから、ミルクを作るお湯にもことかかないし、 そう不便ではないと思いますよ。

質問 市内観光とアーリーチェックイン、どちらを選ぶべきでしょうか。

答え ハワイは時差が19時間もある上、到着が現地時間の朝。
これは大人でもきついですよね。
アーリーチェックインを選べば、到着後すぐにホテルで休息をとることができますね。

でも、アーリーチェックインって、たいてい一泊分余分に宿泊費が掛かるんですよね。
アーリーチェックインにお金を掛けるくらいなら、延泊したい――そうは思いませんか?

もしそう思うなら、アーリーチェックインでなくてもいいと思います。
ホテルのチェックインまでの時間を潰すために、 ツアーではたいてい市内観光が用意されていますが、 市内観光というのはふつう車で観光スポットを巡るものですから、 時差ぼけで異常に眠かったら、車から降りずに寝てればいいんです。
なんとかなると思いますよ。

質問 夜の観光は、子どもがいたら諦めるべきでしょうか。

答え 夜ならではの観光ってけっこうありますよね。 行き先がシンガポールだったりすると、ナイトサファリやミュージックフォンテーンなど、 子どもも楽しめる夜の観光がいくつもあります。

でも、いつもはとっくに寝かしつけてる時間。 やっぱり子連れに夜の観光はムリ?!

いやいや、諦めるのはまだ早いと思います。
午前中から午後にかけてホテルのプールなどでたっぷり遊ばせ、 夕方長めにお昼寝させてみてはいかがでしょうか。 きっと夜にはまた元気になることでしょう。

「旅先だからといっていつもの生活ペースを乱すのは‥」、 そうお考えの方もいらっしゃると思います。
でも、海外旅行ともなると、長時間の飛行や時差などで、 どうがんばっても多かれ少なかれ、生活のリズムは乱れてきます。
だったらこの際、いつもと違ったリズムで生活してみても‥、とうさぎは思います。
ここでなんとか生活のペースをキープしたとしても、 帰りの長時間飛行で、また生活ペースはめちゃくちゃになるんだもん。 生活のペースを乱さないように頑張るだけ無駄というものです。

【 持ち物について 】

質問 子連れならではの必需品ってありますか。

答え 「水と食料」だと思います。
幼い子どもはほんのちょっとの餓えや渇きにもガマンしてくれませんから。
とくに水は大切。海外ではなかなか飲める水が手に入りにくいので。
我が家では、いつもペットボトルを持っていきます。 そして、空港の冷水機などでこまめに補給しています。

質問 トイレットトレーニングの真っ最中ですが、オムツとパンツ、どちらで行くべきでしょうか。

答え きっぱりオムツだと思います。
たとえトイレットトレーニングがもうすぐ完了であっても、 オムツにした方がいいと思います。
さもないとトイレが気になって、おちおち旅行を楽しんではいられないと思います。

トイレットトレーニングと海外旅行は両立しません。
オムツに戻したことで、トイレットトレーニングが後退するかもしれませんし、 ヘタをすれば一からやりなおしかもしれません。
でも、それでもしょうがないんじゃないかな? なんたって海外旅行に行くんだもん!

幼児の頃の数ヶ月って、とても長いように思えますが、 人生の長さから考えると、ほんの僅か。
オムツが外れるのが数ヶ月遅かったからって早かったからって、 どうってことはありません。

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