Hawaii  大家族でバケーション

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ハワイ旅行手配メモ1 航空券手配

両親の金婚式を前に、一族郎党でハワイに行こうか、と考え始めたのは、 一年半前のお正月のことでした。

最初は、日本では見られないような大自然の真っ只中を渡航先に考えました。 アメリカのグランドキャニオン、オーストラリアのエアーズロックやピナクルズ、 モンゴルの大平原などが候補に上がっていました。 母がカッパドキア奇岩群の写真を見ながら、「こんなところへ行ってみたいわ」と言ったのが、 この旅行を企画したそもそものきっかけだったからです。 いつからそんな趣味が芽生えたのか知りませんが、母はその手のDVDを山ほど持っていて、よく見ているようでした。

でも、大自然って、便利なところにはないんですよね(当たり前?^^;)。 奇観と呼ばれるような大自然は、成田から直行便で行かれるような大空港の前に都合よく広がっていたりはしない。 大自然の中に立つ感慨というのは、 国際空港から更に飛行機を乗り継いだり、バスに乗ったり船に乗ったりする苦労と引き換えに得られるもので、 カウチポテトしながらDVDを眺めるようにらくちんなものではないようで^^;。 そんなところに喜寿も近い両親を連れて行くというのはいくらなんでも無理があることに、途中で気づきました。

‥で、急遽方向転換。 「家族と過ごす時間を大事にする」といういつもの原点に立ち返ったわけです。 そうすると、おのずと行き先はハワイに決まりました。

我が家はけっこうブルネイとかパラオとか、 ヘンな国(?)に行ったりするから、マイナー志向と思われている向きもあるかもしれませんが、 実は、「家族旅行に最も最適なのはハワイとグアムである」というのがわたしの持論であります。 特別心惹かれる行き先があるなら話は別ですが、そうでないなら、とりあえずグアム・ハワイあたりを選んでおくのが吉であります。 なぜってこれらの行き先は、

  1. 割と近い
  2. 治安が良い
  3. 衛生状態が良い
  4. 気候が温暖
  5. 英語が通じる
  6. 文化の違いが少ない

という家族旅行安心6条件をすべて満たしているからであります。 つまりねえ、リスクが少ないの。 リスクが少ないから安心で、安心だから気がラクなのであります。 で、グアムにはすでに母を連れて行ったので、今回は迷わずハワイだ、と思いました。 それも一番メジャーなオアフ島。 ここだったら、ショッピング、シュノーケリング、自然観察、観光など、いろんな楽しみ方があるからです。 大人数の老若男女混成チームには、誰でも楽しみが見つけられる懐の深いところがいいと思ったのです。

でもねー。 ここに一つ問題が‥。 人数が多いと、休みがうまく重ならない。 休みを取りやすい時期となると、やっぱりお盆休みが無難なのです。 お盆休みを取るのは日本人の権利ともいうべきもので、お盆休みなら、大手を振って休める。 でも、お盆休みはツアーも航空券もバカ高い! しかも行き先が大メジャー・ハワイとなると、これはもう、いかにドケチの名をほしいままにする我が家でも、 安く上げるのは到底無理そうで、その方策を練る気も萎えました。

そんなところに一筋の光明が‥。 実は今回も友人に助けられました(最近うちの旅はいつもそう^^;)。 ネット友のCocoさんが、 「アッ!」と驚くような価格の航空券を探してきてくれたのです! モーハワイR&Cツアーズが共同で出している ひよこPEXというものです。 これがなんと、一人当たり10万円を切る価格! 諸費用込みでも大台ちょい、という、トップシーズンのハワイとしてはアンビリーバボーな価格でした。 昨年の11月ごろでしたので、まだサーチャージがそれほど高くなかったんですよね。 たまたまモーハは何年もお付き合いのあるサイト、 R&Cツアーズは何度か使ったことのある旅行会社という安心感もあって、即断即決! とびつきました。 ‥ていうか、そんな身近なサイトでさえ自分でチェックしてなかった私って一体‥(汗)。

いやはや、本当に助かりました。たぶんこの航空券がなかったら、ハワイは諦めだったと思う。 いかに家族旅行という大義のためであれ、金に糸目をつけるタイプなので^^;。

但し、この航空券を11人分そろえるには、それなりに忍耐が必要でした。 どうやら小出しにしているようで、出てきたところを買い足し買い足しして、 ひと月くらいかけてやっと全員分が揃いました。 その間にサーチャージが上がってきて、だから、最初にとった分と最後にとった分とでは、微妙に価格が違います。 全員分本当にとれるかどうか分からなくて、毎日朝夕にチェックして、精神的には辛い部分もありました。 もし年が明けても押さえられないようなら、別便を押さえようと思っていました。

でも辛抱して本当〜によかった! 同じ便で全員分揃ったときには、狂喜乱舞! 嬉しくて嬉しくて泣きました(マジ^^)。

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