「さて、バッテリーでも充電するかな」
バッテリーを充電しながら荷物整理をしていると、
チャアは日程表に一生懸命時間を書きいれています。
「パパ、朝御飯食べたの何時?」
「え〜と、8時15分かな」
「あと、プール行ったのは?」
「9時30分だったかな?」
チャアは大抵の時間をメモしていたみたいだけど、抜けている部分を聞いてきます。
それに答えて、コーヒーを飲みながらホテルの案内を見て、
充電が終るのを待っていました。
ふと、目を上げると、とっても静か。
あれ、チャアはどうしたのかなって見回すと。
ベットに座ってメモ帳と鉛筆を手にして眠っていました。
どうやら日記を書きながら眠ってしまったようです。
メモ帳と鉛筆をそっと手から取って、
ベットに横にすると一瞬眼を開けた様ですが、そのままぐっすり寝てしまいました。
今日は1日中プールと海で思いっきり遊んだので疲れたのでしょう。
「あしたも一杯遊ぼうね」
それから1時間半程して充電が終ると、きりんも眠りに就きました。