メール・掲示板等で質問されたことを中心にまとめてみましたが、
お役に立つ保証はまったく致しかねる無責任FAQです。
古い情報もあるかもしれませんので、参考程度とお考えください。
日本からパラオへの空路は主に2種類あります。
一つは、日本からグアムへ行き、グアムでコンチネンタルミクロネシア航空のパラオ行きに 乗り換える方法です。 グアムでは一旦米国に入国する必要があり、入国審査やセキュリティチェックでかなり並ぶこともあるので、 乗り換え時間は最低2時間見ておきたいところです。
グアム発パラオ行きは2005年3月現在、 グアム発19時40分の夕刻便(CO953便)が毎日運行されており、 帰りは、パラオを真夜中に発って早朝グアムに到着するCO954便が毎日あります。 日本からグアムまでの飛行時間はおよそ3時間〜4時間、 グアム――パラオ間は、直行便で約2時間、ヤップ経由で3時間ちょっとです。
成田発の場合、グアムの乗り換え時間は往路復路共に4時間前後、 名古屋発や仙台発の場合ですと、往路2〜3時間、復路4時間前後となっています。 関空からは2005年現在、コンチネンタルミクロネシア航空のグアム行きが飛んでおらず、 グアム――関空間は別の航空会社利用となり、接続がかなり悪いようです(特に復路)。 2005年4月から広島発が就航したので(往路:940便、復路:939便)、関西にお住まいの方は、 そちらを検討されるとよいかもしれません。
最新の情報はコンチネンタル航空の時刻表 (日本―グアム間)、 (グアム―パラオ間) でご確認ください。
また、パラオへは、日本航空の直行チャーター便が不定期に出ています。 不定期とはいっても、成田からですと、 週1便〜月2便くらいのペースで比較的コンスタントに飛んでいるようです。 名古屋発・関空発の便も月2便くらいのペースであります。 日本からパラオまでの飛行時間は約4時間のようです。
チャーター便の場合、航空券のみの販売は見たことがなく、 もしかしたらツアーの場合のみ利用可能かもしれません(確証はありませんが)。
ヤップ経由の場合、往路復路共に、ヤップで機内チェックが入るようです。 以前はなかったようなので、期間限定のものなのかもしれず、よく分かりませんが、 エコノミークラスの左側(ABC側)に座っている人が降ろされ、 待合室(かなりみすぼらしく、監獄ライクな場所らしい)で待たされるようです。 降機させられるのが必ずABC側かどうかは分かりませんが、 少なくとも、ヤップ経由を経験した5人全員(わたしも含む)の証言では、 ABC側が降機だったということで一致しています。 ちなみに、ビジネスクラスはこの限りではないようです。
基本的にはないそうです。 タクシーやレストランなど、チップの必要はありません。 ただし、欧米人の多い高級リゾートでは必要であると、 「地球の歩き方」に書いてありました。 キャロラインリゾートについては、別項をご参照ください。
手軽な価格で手に入るものとして、パラオクッキーはいかがでしょうか。 これは数少ないメイドイン・パラオのおみやげです。 免税店でも扱っています。 袋入りのタピオカクッキーとフルーツクッキーの2種類がありますが、 どちらもおいしく、特にタピオカクッキーは我が家のお気に入りです。
このクッキーを作っているところを見学することもできます。 現地ツアー会社IMPACが工房を経営していて、営業所の隣にあります。 焼きたてを試食させてくれますよ。
パラオは、自分の足で歩いたり、カヤックを漕いだり、シュノーケリングをしたりと、 能動的で体験型の楽しみ方が多いので、活動的なお子様にぴったりです。 冒険がたくさん待っているので、特に男の子にとっては、堪えられないんじゃないかと思います。 幼児のお子様にはできないことも多いかと思いますが、 小学生以上でしたらシュノーケリングもできるし、 二人乗りのシーカヤックを親御さんと一緒に漕ぐなど、大人と同じように楽しめると思いますよ。
プールはごく普通のプールです。 特筆すべき仕掛け(ウォータースライダーなど)は特にありませんでした。
PPRは、プールより海が楽しいですね。 ビーチはとてもきれいで、浅瀬にも色とりどりのきれいな魚がいっぱいいました。 本当に、飽きることのないビーチだと思います。 絶好のシュノーケリングポイントです。 ただ、あまりに楽しくて魚を見るのに夢中になってしまい、 いつの間にか背の立たないところへ行ってしまいがちなので、 注意が必要です(←経験者は語る^^;)。
我が家もダイビングはしないのですが、シュノーケリングだけで充分楽しめました! シュノーケルセットが借りられるところでしたら、ライフジャケットも貸してもらえますので、 自力で浮けない方でもシュノーケリングはできます。 海の中の美しい世界が、ただマスクをつけて水面に浮かんでいるだけで見られるとは、驚きでした。
我が家はスプラッシュとIMPACのカヤックツアーに参加したのですが、 その内容は全く違っていて、どちらもとても楽しめました。
どちらの会社も、複数のカヤックスポットを持っており、 潮の状況などに見合った場所をその都度選択するようですので、 以下の日程は一例でしかありませんが、参考までに綴っておきます。
スプラッシュのカヤックツアーは、 アイライ(バベルダオブ島南端)でカヤックを1時間半ほど楽しみ(海に沈んだゼロ戦を見たり、 「パラオ版青の洞窟」に入ったりしました)、 船の上でお弁当を食べ(ドラゴン亭のお弁当で、8種類くらいの中から選べました)、 そのあと方解石の山に登ってヤップの石貨を見ました。 最後にコロール島近くのマリンレイクでシュノーケリングをして解散となりました。
IMPACのカヤックツアーでは、ミルキーウェイで泥パックを塗ったあと、 ウルクタープル島(ロックアイランド内)へ行きました。 こちらもカヤックは1時間半ほどで、小さな岩の入口を通って、秘境のようなマリンレイクに入りました。 「ロングビーチを見たい」というリクエストを出していたため、お弁当はロングビーチの始点である オモカン島でとりました。 そのあとビッグドロップオフでシュノーケリングをし、 最後にジェリーフィッシュレイクで毒なしくらげと泳いで解散となりました。
どちらの会社も、要望をリクエストベースで伝えることができるようです。 ロックアイランドの見所を回りたい場合はIMPAC、 一風変わった場所に行ってみたい場合はスプラッシュ、といったところでしょうか。
なお、カヤックツアーはSam's tour も企画しています。 欧米系の会社なので、たぶん日本語は通じないと思いますが、 こちらはなんと合計3時間半もカヤックを漕ぐそうですので、 じっくりカヤックを堪能したい方には良いかもしれません。
キャロラインリゾートは、 アラカベサン島の山の頂上近くに位置するバンガロータイプのリゾートです。
ジャングルに囲まれた敷地はゆったりとしていて、色とりどりの南国の花が咲き乱れています。 レセプションからバンガローまでは上り坂、その上、各バンガローに入るためには 長い階段を登りますので、足腰の弱い方には少々辛いかもしれません。 ただその分、見晴らしは大変すばらしく、 隣のバンガローとの間隔も広いので、開放感があります。
部屋数が8室しかない小さなリゾートなので、ツアーではほとんど扱われておらず、 日本人客は大変少ないのですが、欧米人には人気のようで、わたしが行ったときも満室状態でした。 なので、予約は早めをお勧めいたします。
なお、キャロラインリゾートの宿泊客は、パラオパシフィックリゾート(PPR)の施設(プールなど) が無料で使える特典があります。 キャロラインリゾートの部屋番号を言えば、ビーチタオルも無料で貸し出してもらえます。 PPRまでの送迎も無料です。 帰りは、PPRのレセプションに言えば、キャロラインリゾートからの車を呼んでもらえます。
キャロラインリゾートの8号室は、ダブルベッドとクイーンベッドが一つづつある ファミリータイプの部屋です。 スペースに余裕があり、エキストラベッドを入れることもできるようです。 他の部屋はダブルルームとなっているようですが、やはりエキストラベッドを入れられるようです。 ただし、一部屋あたりの収容人数は5人までという規定があるようです。
残念ながら、日本語は全く通じません。 部屋の予約からして英語です。 スタッフはみな、とても聞き取りやすい、きれいな英語を話します。
パラオでは基本的にチップの習慣はないそうですが、 キャロラインリゾートは欧米からの滞在客が多いことから、 チップの通念も全くないわけではないようです。
尤も、サービスを受けるごとにいちいちチップを渡す必要はないそうで、 最後に心づけとしてまとめてレセプションに預けても構わないとのことです。
あります。 無料です。 到着時には、スタッフが生花のレイをかけてくれました。 空港からホテルまでは、車で40分くらいです。