来年の春休みに、パラオへ行くことにしました。
でもまだ半年も先の話。 こんなに早くから旅行の手配を始めるなんて、オフシーズンに旅をする我が家にとっては初めてです。 いつもなら、手配を始めるのは早くて2ヶ月前。 それが今回はどうしてこういうことになったかというと、 初めてマイレージを溜めて航空券を手に入れたからです。
このマイレージは、昨年夏のバリ旅行と、今年のミネソタ行きで溜まったものです。 ミネソタが遠かったせいか、入会時のボーナスマイルとこの二回の旅行だけで、あっさり25000マイル溜まりました。 ミネソタ行きの分を足せばコンチネンタル航空のマイレージが アジア・ミクロネシア圏内で使える25000マイルに達することが予め分かっていたので、 ノースウェスト機で行ったにもかかわらず、提携先のコンチネンタル航空で溜めました。
そのときすでに、ミクロネシアのどこかの島、という行き先の目星もついていました。 実は前から憧れていたんですよね、ミクロネシアには。 ただヤップ、パラオ、ポンペイ、マジュロといったミクロネシアの島々は、 ツアーで行くにしろ航空券を買うにしろ、近い割にはけっこう高くついてしまう地域なので、 後回しになっていたのです。
そこにこのチャンス到来!
ミネソタへ行った際、手違いで一人分、行きの分だけマイルが積算されていないなどのハプニングもあり、
航空券や搭乗券の半券をマイレージクラブに郵送するなど、手間はかかりましたが、
なんとか無事、予定通りのマイルが溜まり、
溜まったからには忘れないうちにすぐ使ってしまおう、ということで、早速使ってみることにしたのです。
行き先は、楽しみ方の幅が一番広そうなパラオに決めました。
でも。本当に取れるのだろうか、という不安もありました。
マイレージを溜めるともらえる航空券って、実際にはなかなか行きたい日程で取れないっていうし、
特に米国系航空会社はとりづらいっていうし、
みんな1年近く前から受付と同時に予約を入れてるって聞くし、
マイレージでもらえる航空券で乗れる座席の割り当ては
一つの飛行機についてわずか2座席とも3座席とも聞くし、
なのに我が家は4人もいるし、
パラオはちょうどダイビングシーズン中だし、
しかも春休みだし‥。
これは「取れればラッキー」くらいの世界だな。 マイレージクラブの窓口に電話するときは、 「ダメモト、ダメモト」と心の中でつぶやきながら、番号をプッシュしたものです。
ところがこれが、あっさり取れてしまったんですねえ。 心配だったのは成田からグアムより、 全体のパイの少ないグアムからパラオまでの区間だったのですが、 いくつかの日程で尋ねたところ、グアム行き午前便が取れない日はあったものの、 グアム―パラオ間は、どの日程でもまるっきりノープロブレムでした。
なあんだ、「案ずるより生むが安し」とはこのことね。 今回の手配はなんて簡単なのかしら。タダだから、価格比較をする必要もないし。 でも、あまりにあっさり取れてしまったので、なんだか拍子抜けです。 尤も、いつも手配に苦労するのでは身が持たない。 苦労せずに取れるに越したことはありません。