Thailand  プーケット島ラグナエリア

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【 砂あそび 】

海のプール

午前中はずっとバンヤンツリーのプールで過ごしたが、 午後になると、子供たちが「やっぱりシェラトン」と言いだしたので、ボートで向かった。

シェラトンのプールでは、様々な国の子供たちが7〜8人ほど砂のプールにいた。 ネネたちがビート板の上に砂を塚にして乗せて遊んでいると、 しばらくして、どの子もみんな同じように砂を乗せて遊び始めた。
もしこの子たちが、それぞれの本国に帰ってもこの遊びを続けたとすると、 ウチの子たちが発案した遊びが世界中に広まることになる。それを想像すると、とても愉快だった。

延々と飽きずに砂や水と戯れている子供たちを見ていると、
「今回はこういう旅だったのかな」という気がしてきた。実はうさぎは、まだちょっとばかり期待していたのだ。 もしかしたら、プーケットタウンにくらい、ちょっと行って来られるかな、と。 でも、この時点で完全に諦めてしまった。もういいや。最後は一番お気に入りのプールで締めてちょうだい‥。

ところで、どうして子供たちがこんなに「シェラトン、シェラトン」と言うのかが、最終日にしてやっと分かった。 水がぬるいのだ。バンヤンツリーのプールもなかなか楽しかったが、何しろ水が冷たい。 一度プールサイドに上がってしまうと、入るのがおっくうだ。シェラトンのプールはそういうことがない。 いつ入っても、長時間浸かっていても、平気だ。だからずっと遊んでいられるのだ。

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