最近、リヒトラブのツイストリングノートにハマっています。
一見普通のダブルリングノート。しかし綴じ具をルーズリーフのように開くことができ、ページを入れ替えられるものです。
こーれは便利!
リングノートなのにページの抜き差しができ、ルーズリーフなのにコンパクト。
ルーズリーフとダブルリングノートのいいとこ取りであります。
開閉も実に簡単。斜めに引っ張るだけでスチャッ!!と開くのが小気味良く、用もないのに開け閉めしてしまう(笑)。柔軟性があるせいか、意外と丈夫で壊れないし。
まだ使い始めて1ヶ月ちょっとですが、これはついに理想のノートにめぐり合えたかもです。
これは、わたしがノートに求める条件をおおよそクリアしている。そのクリア度は、これまで愛用してきたノートと比べても、一番高い。
まずは、従来のノートにどんな利点・欠点があったか、ご覧ください。
従来のノートの利点と欠点
市販薄いノート
薄いA5版のノートにこだわり、ノートを作るのを趣味としてきました。
このノートの長所は、薄くてかさばらないこと。また、こういうノートを一冊書き終えると、達成感があります。
けれどもなぜか作りっぱなし。意外とあとから見ない、活用しない傾向にあります。
たぶん、文字が手書きだからだと思います。自分の字、キライ。読みたくない。活字のほうが読みやすい。でもこういう普通のノートは、ページをバラしてプリンターにかけ、活字を打つことができない。手書き以外に選択肢がないところがネックです。
コピー文庫
当店の人気メニュー、コピー文庫(作り方は過去記事参照)。
コピー文庫は、簡易本としての活用がメインですが、補足事項を書き込むこともできることから、ノート的な使い方もしてきました。
こちらは印刷したものから作れるので、読みやすいのが利点です。簡単に作れて場所も取らないのも便利。
欠点は、ホチキス止めなので、手でページを押さえていないと閉じてしまい、机の上に開いたままにして置いておけないこと。文字を書き込む際の使い勝手は良いとは言えません。
また、一度製本してしまうと、ページの差し替えや挿入ができないという欠点があります。
2リングファイル
主に単語帳として大活躍中のリングファイル(カスタマイズ方法は過去記事参照)。
プリントアウトしたものであれ、手書きの覚え書きであれ、なんでもかんでも二つ穴を開けてファイリング。ページの差し替えも簡単。増えすぎたら間引き、順番を組み替えたり、インデックスを貼って整理できるところが超便利です。
唯一の欠点は、ファイルがかさばること。持ち運びには向かない。半分に折り返すことができないので、広げたときもかさばり、気軽に膝の上で開けない。なんとなく大げさなのが玉にキズです。
ツイストリングノートの利点と欠点
従来の3種類のノートの欠点が、ツイストリングノートだと全て解決できます。
- ページをバラしてプリンターにかけ、活字を打つことができる
- 開いたままにして置いておける
- ページの差し替えや挿入ができる
- かさばらない
- 360度折り返すことができる
おまけに、これまでのこだわりも貫けます。
- サイズは様々。A5もある
- 表紙の色が選べる
- ページ数が選べる
すごくないですかーー?! 無敵の4番打者、ついにあらわる!!
ただ欠点が全くないというわけではありません。
まず、普通のノートやコピー文庫に比べると、リング部分が出っ張るので、長期収納には向かない。
まあこれは、ノートとして書き込む頻度が減ってきたら、ホチキス止めしてコピー文庫化すればノープロブレム。
もう一つの問題は、穴を開けるのが面倒なこと。
今わたしが使っている専用穴あけ器は一度にコピー用紙2枚しか穴が開けられない上、A5の用紙の場合、穴あけ器を3回ずらさなくてはならないのです。今は穴を開けるのも楽しくて、嬉々としてやっていますが、枚数が増えてきたら、そのうち面倒になるでしょう。
でもそしたらもう少し性能の良い専用穴あけ器を買おうと思っています。(※2021年にこちらに買い替えました。大変快適です)
ノートの機能
ノートには、「書く」という機能と「あとから読み返す」という機能の両方が求められます。
この二つの機能にどう折り合いをつければいいのか分からず、ノート(特に単語帳)に関して、これまでさんざん試行錯誤を繰り返してきました(過去記事参照)。
そしてやっと出た答えがこれ。
従来のノートに限りなく近い形状でありつつ、プリントアウトした紙に穴をあけてノートに取り入れられるところがグッジョブです。
これまで使ってきた3種のノートにもそれぞれ強みがあるので、ツイストリング一辺倒になることはないと思いますが、総合的な利点の多さから考えて、今後わたしのノートはこれがメインになる予感がします。