2003年4月4日 スパイダーソリティア

windowsのパソコンに標準装備されているカードゲーム、スパイダーソリティア。 これは、うさぎが最もハマっているゲームです。
うさぎって、単純なゲームが好きなの。 ロールプレイングなどは、きりんがやっているのを脇で見る分には楽しいけれど、 自分でやろうという気にはなれません。難しいゲームは理解不能。 ルールが多すぎて訳が分かりません。 経験値を貯めて、お金も貯めて武器を買って、チョコボも育てて、ストーリーも追って ‥なんて、やることが多すぎて、うさぎにはできないよ〜!
テトリスとか、パネポンとか、ぷよぷよなどのいわゆる"落ちモノ"、もしくは 倉庫番とか、クオンパといったパズルゲームなど、ひたすら単純なゲームが好きです。

で、スパイダー・ソリティア。
きっぱり自慢しちゃうと、うさぎはこれが得意です。
どのくらい得意かっていうと、上級編の勝率が、1861勝対1608負で53%。
ねっ、けっこうすごいでしょ?

――エッ? 「ってゆうか、3000回以上もやってるのがスゴイ」、ですって?

実はもっとやってます^^;。 その前にも2000回くらい闘って1000勝くらいは上げていたのだけれど、 途中でネネにクリアをかけられちゃったから(涙)。

スパイダー・ソリティアは頭脳ゲームです。
「ctrl+Z」を押して1手前に戻すのはズルだと思っている人がときどきいますが、 うさぎはそうは思いません。"戻し"もルールのうちだと思います。 "戻し"も手数にカウントされるのが、その証拠。
初級や中級では、「ctrl+Z」を押さなくても勝てたりしますが、 その遊び方だと、完全に運まかせのゲームになってしまいます。それじゃあつまらない。
「1手進めては1手戻し」で、隠れたカードの内容を探ってこそ、 頭脳ゲームとしてのスパイダーソリティアが堪能できるわけです。

また、スパイダーソリティアは(少なくともウチのパソに載っているのは) どんなカード配置のときも、必ず勝てる道が用意されています。 どんなに無理そうなカードでも、 「最初からやり直す」を選択して何度も何度も挑戦すると、そのうち勝てます。 (勝率が下がるので、あんまりやらないけど^^;)
「勝てないカードもあるんじゃないか」って思っている人も多いようだけれど、 必ず勝てる道は用意されているようです。

でもねー、うさぎも、最初の一勝を上げるまでの道のりは長かった‥。 200回以上負け続けて、やっと最初の一勝を上げました。

でも、二勝目は一勝目よりもラクでした。
三勝目はもっとラク。
四勝目、五勝目、六勝目‥。 勝つたびに、どんどん楽になっていきました。

それは、コツが分かってきたってところもあるけれど、 もう一つ、要するに、"コロンブスの卵"だったんじゃないかと思うんです。
「もしかしたらこれは絶対勝てないカード配置じゃないか」などと疑いながらやっていた ころは、すぐに諦めてしまった。だから勝てなかった。
でも、「どこかに勝利の道があるはず」と確信をもてるようになってからは、 1ゲーム1ゲームに全力投球で取り組めるようになりました。 この「諦めない」という姿勢を身につけたのは、 ちょっとやそっとの技術の向上より、はるかに大きな勝因なのではないかと思います。

何事につけ、人間って、何らかの信念や勝算がないと、なかなか頑張れない。
だから「できるはず」と思うことって、すごく大事。 「できるはず。だから諦めないで頑張る」ってすごく大事。 ――それをスパイダー・ソリティアは教えてくれました。

そんなわけで。 人生の哲学を学ぶために、今日もうさぎはスパイダーソリティアで遊びます。

でも、パソコンの前でこれをやっていると、
「ママ、またスパイダーソリティアやってるの?」と子供たち。
「そうよ。これはママのライフワークなの」
「ふうん。どうでもいいけど、そんな遊びじゃなく、 どうせならもっと有意義なことにハマったら?」
「‥。分かってないわねー、アンタたち。ママはこれをやることによって、 何事も諦めずにやるという姿勢をあなたがたに教えようとしているのよ。 これはママの教育的配慮だと思ってちょうだい」
「そんな配慮してくれなくていいよ。もっと普通のお母さんでいてくれた方が」
「‥‥。」

ああああ、理解のない子供たち〜!(泣)

関連コンテンツ: スパイダーソリティアの必勝法および裏ワザ

10月4日付記:

Windows Meをお使いの方、 もしスパイダーソリティアのカードを配るのが遅いと感じたら‥、 このページをごらんになった後に、スパイダーソリティアを起動してみてください。 カード配りが高速化するかも〜??(IEで閲覧したときのみかも)
※ パソコンを再起動すると、効果は消えます。