改良画面その5

先日、毎日このサイトを読んでくれている友達からメールが届きました。 そこには、うさぎが思いもよらなかったことが書いてありました。

目次なんて、ほとんど使わない

というのです。 新しい日記を追っていくだけだから、目次なんて邪魔なだけ。 バックナンバーは、たま〜に調べ物感覚で読みかえすことがある程度だ、と。

これには目からウロコが落ちました。 確かに、新しい日記を追って読む人にとっては目次なんか必要ない。 せいぜい3〜4日分の更新情報と、検索窓の一つもあれば充分用が足りるのです。

「いつものきりんとうさぎ」はリピータの多いサイトです。 スパイダーソリティアやピロリ菌など一部のコンテンツを除いては。 特にトップページを訪れるのは、リピータがほとんどだと推測しています。 そのリピータの存在を忘れては、一体何のためのリニューアルでしょう。

うさぎはもう一度、なにがこのサイトにとって一番大事かを考え直すことにしました。 いつのまにか、近視眼的になっていたかもしれない。 マークアップの正しさを気にかけるあまり、 「リピータが多いこと」「雑多な内容の日記サイトである」 という自サイト固有の事情が見えなくなっていたのでは。 だって、「最初に大見出し、次が中見出し、階層的にコンテンツを並べるのが正しい」 と思い込んでいなかった?

もしかしたらサイトによっては、大見出しよりも大事なものがあるかもしれません。 しょっちゅう訪れる人にとっては、 大見出し=サイトの名前なんか分かりきっているのですから。 何より一番大事なのは、 最新ページへのショートカット(近道)なのではないでしょうか。

トップページにはたいてい「どこになにが書いてあるかを知るためのナビゲーション」 の役割が割り当てられます。 トップページのファイル名のデフォルトが"index.html"(索引)とは、よくしたもの。 トップページは"索引"でなくてはならないのです。 ところがうさぎは、"目次"作りに気合いを入れこんでいたんですね。"索引"ではなく。

"目次"が全体の構成を記したものであるとするならば、 "索引"というのはいわばショートカットです。 階層や構成を一気に突き抜けて、ダイレクトに美味しい部分へとアクセスできる。

ありがたいことに、 "索引"は自分で作らなくても、検索エンジンがある程度代行してくれます。 もっとも検索エンジンによりよい索引を作っていただくためには、 クロールブラザースに きちんとした目次を提供することも肝要ではありますが、それは一応できたから、 下の方にでも置いておいて、こんどはショートカットの整備に力を注ぐことにしましょう。

で、とりあえず作ってみたのが以下の画面です。 まだちょっと泥臭いけれど、一応まとまったかな?

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