Minnesota  ホストマザーに会いに

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1976年8月15日(日)の日記

スペリオル湖

レイクスペリオでエーゲット(メノウ?) という太陽にかざすと透ける石を探していたら、浮浪者が来て"金をくれないか"と言いました。

私とMomは聞こえないふりをして石を探していましたし、Dadは"いまはだめだ"とことわりながら石を探していました。 あんまりたくさんはみつかりませんでした。 "これは?"と聞くとガラスだっていわれてみたり。

それから博物館に行きました。 地下にはすてきな昔の汽車が置かれていました。 インディアンのところもあったし、国外のもありました。 日本や中国のは特に珍しいらしくて、ずいぶんありました。

さてNorth branchに帰るのです。 レイクスペリオさようなら‥なんて考えていたらDadが突然、"1ヶ月楽しかったね"って言い出したんです。 私は"ああそうだ、日本にかえらなきゃならないんだ" "レイクスペリオどころか、アメリカとも、ダッドやマムとも別れなきゃならないんだ" そう思ったら、なんだかすごく悲しくなって涙が出そうになっちゃった。

それから大きなショッピングセンターに行ってみんなにおみやげ‥なんて思ったんだけど。 アメリカ独特のものなんて何があるかしら? 結局色の変わるリングをMeとみきちゃんとさゆりの分、インディアンの貼り絵をみなちゃんに買いました。

<<<   ――   8月15日   ――   >>>
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