最近、うさぎの周りでは、五指ソックスが人気です。 一見「な‥なんだァ?!」という感じだけれど、意外にも履き心地が良く、 一度履いたら手放せなくなるのだとか。
それでずっと、気になってはいたのです。 でも、わざわざ買うのも面倒で、いままで試したことはありませんでした。
ところが。先日、ネネがバレンタインにあげたチョコのお返しだと言って、
バレエの先生からいただいてきたのです。五指ソックスを。
「なぜバレンタインのお返しに五指ソックスなのかは分かる。指の間を開くためでしょ。
でも、なんでこんな色柄なんだか‥。とても外では履けない」とネネが言うので、
ありがたくうさぎが頂いちゃうことにしました。
履いてみると、確かに。皆が言うように、いい感じです。 なんとなくミョ〜な感じがしたのは最初の5分だけ。 すぐに、指と指の間に布が挟まっている感触に慣れました。 それにこれ、なんだか普通のソックスより履いていて暖かいのです。 薄手の割に、やけに暖かい。うーん、これは、うさぎも手放せなくなるかも、です。
↑ こっちはチャアがもらってきた五指ソックス
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【 バリ旅行記28 何もしない最後の一日 】
バリで過ごす最後の日、うさぎたち4人はアラムプリでのんびり過ごし、 ほとんど何もしなかった。
飛行機がバリを離れるのは深夜だったから、ほぼ丸々1日あった。
行こうと思えば、クタやヌサドゥアに行くこともできたはずだ。
ヌサドゥアでは、
一年に一週間しか行われないというヌサドゥア・フェスティバルをやっていた。
でもきりんとうさぎは、どちらからともなく
「もう、今日はここでゆっくりするんでいいよね」と言い合い、
朝食を終えるとまたベッドにもぐりこんだ。
ちょっと横になったあとはまたリゾート内をウロウロして、プールに浸かったり、
あちこちで写真を撮ってみたり。
庭をうろついていると、アユや他のスタッフたちが気をつかってあれこれ聞いてきた。
「車を出しましょうか? クタへショッピングへ行かれては?」とアユ。
「デンパサールのローカルマーケットは? そういうのお好きでしょ?」とルディ。
昨日のバイクツアーに喜んだのが、もう伝わっているらしい。
うさぎが、
「今日はもう、夕方空港に行くまではどこへも行かない」と答えると、
スタッフは皆、不思議そうな顔をした。
でも、うさぎにとっては、今日が初めての「アラムプリで過ごす一日」だった。 3日前の夕方遅くこのリゾートにやってきて、 一昨日は一日中アラムジワで絵を描いていたし、 昨日はバードパークだ、バイクツアーだと出かけてばかりいた。 一日ぐらい、このリゾートの景色をのんびり眺めながら、ゆっくりしたいではないか。
それに、バイクツアーは、うさぎたちにとってバリ旅行の集大成だった。 あの素晴らしい経験でこの旅行を締めくくり、 その思い出を抱いて日本に帰りたかったのだ。