【 コルドバ 】
コルドバ駅すぐ近くのアメリカ通り沿いの手荷物預かり所（Consignas Ferroviarias Córdoba)にスーツケースを預け、 20分ほど歩いてユダヤ人街やメスキータのあるコルドバ歴史地区へ。 ずっと長い公園の中を歩いて行かれたのでラクでした。
コルドバと聞いて思い出すのは、オレンジの木です。 かのメスキータにも「オレンジの中庭」がありますが、メスキータに限らず、 いたるところにオレンジの木。 アルカサルの庭園もオレンジ、レモン、グレープフルーツの木。 駅から歩いていった公園の中も、ずっとオレンジ並木でした。
しかもちょうどオレンジの木が実をたわわにつけている時期で、木の側に寄ると、ふんわりオレンジのいい香りがしました。
落ちた実を一つ拾って食べてみました。 すっぱい。 グレープフルーツのような味でした。
迷路のようなユダヤ人街を歩き、メスキータ、アルカサル、アラブ風呂遺跡、シナゴーグ、花の小路など、 お約束のコルドバ名所を一通り巡りました。
ここでも感じたことは、どこが特別良かった、というより、「コルドバってこんな街」というのをオレンジの香りと共に、 心に刻み込めたことです。
しかし、自分で回るといろいろ片手落ちもある。 メスキータで、ミフラーブ（メッカの方角）が分からずに帰ってきてしまった。 自分なりに探したんですけどねー、方向を勘違いしていたこともあって、結局分かりませんでした。 なんてマヌケなんだ！！
ガイド付きのツアーなら、こういうことはないんですけれどね。 自分で歩くと、気ままな分、こういうこともあります。