【 格安ツアーは神の声?! 】
うさぎは「次はどこへ行くの?」と人から訊かれることがよくある。 たとえば先シーズンは、最初フィンランドにスキーをしに行こうとしたが、 ツアーが催行中止となり、結局行ったのは常夏のセブ島(フィリピン)だった。 一体どうしてこういうことになるのか。 それは、わが家が「天の思し召し」すなわち"天啓"を重要視するからである。
では、その"天啓"とは何か。
何を"天啓"と受け取るのか、というと、それは一にも二にも、
「格安ツアーに出会うこと」だったりする。 行っておまえのすべきことをせよ と。 そんなわけで、わが家はいつも格安ツアーで海を渡る。 このイメージ、お分かりだろうか。 遠い海の向こうの国が、格安ツアーによってぐんぐん近づいてくる。 それはあたかもエジプトを去るモーセの前に海が道を開けるがごとくである。 しかしながら、何ごとに於いてもそうであるように、 「努力」なくして「天啓」を得ることはない。 やはり人間、日ごろの行いがモノをいう。 格安ツアーとの縁を取り結ぶためには、たゆまぬ努力が必要である。 人間同士の出会いがそうであるように、「縁」というのは向こうから歩いてきたりはしない。 王子さまを待つ姫の心境では、幸運はつかめないのである。
まずは幾多の旅行代理店に足しげく通い、
その重さを厭わず世界中の旅行パンフレットを貰ってくる。コレが肝心。 このワン・ツー・フィニッシュで、 格安ツアー、もとい"天啓"は、確実に手中のものとなるのである。 2002年11月23日 うさぎ |
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