France  南仏コートダジュール

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2005年4月15日の日記より

南仏旅行手配メモ5 不安、不安、不安

ゆうべはなかなか寝付けませんでした。 なんだか不安になっちゃって。 先日電話で母にフランス旅行のことを話したとき、 「ネネちゃんよりもあなたが心配」と言っていた母の声が、夢の中でもこだましていました。

昨日、図書館で地球の歩き方・南仏編を借りてきました。 それで最初はすっかり舞い上がっていたのだけれど。 知りたかったいろんなことも分かって嬉しかったんだけど‥。

でも。 B&Bの宿泊料が意外に高い。 シーズン真っ只中の南仏で、1泊1万円以下の宿を探すのはなかなか大変みたい。 1泊1万でも、30日で30万‥! それに食費や移動費を入れたら、いくらになるか分からない。

それに、南仏は最近治安が悪いみたい。 治安が悪いということは、安全確保にお金がかかるということ。 選ぶ宿のグレードにも制約が出てくるし、それにかかる費用を考えたら、憂鬱‥。

しかも犯罪の被害にあいやすい場所として上がっていたのが、

@ ホテルのレセプション
A 観光案内所
B 美術館のキップ売り場

なのだそうで‥。 街中は危険でも、ホテルにさえ逃げ込めば‥が通用しない。 観光案内所になぜ行くかって、路頭に迷うからでしょう。 一番安全であって欲しい場所が信用できないって、ショック‥。

それに、日本に残していくチャアが心配。 夜になればパパが帰ってくるんだし、過保護すぎるかもしれないと分かってはいるけれど、 でもやっぱり心配。 心配で心配でしょうがない。

いっそのこと、ネネだけで出せないだろうか。

20万するエールフランスのチケットをニースまでスルーで買って、 空港についたらすぐ空港バスでモナコ入り。 寮に入るまでは、モナコ領内の4つ星泊。 1泊5万もするエルミタージュに泊らせたって、 わたしが一月南仏をウロウロするよりずっと安く上がりそう。

そうやってお金をかけて精一杯危険を回避した場合の危険性はどれくらいなんだろう?

心配なのは、モナコ領内に入るまで。つまり行き帰りの空港です。 でもって、空港で危ないのは、出発ロビーや到着ロビー。 セキュリティチェックの中は、搭乗券を持っていないと入れないから、 そうそう犯罪者はいないはず‥。

――いや待てよ。ヨーロッパ圏内の航空券は安い。 2500円でニースからパリまで飛べるということは、 誰でもたった2500円の投資でセキュリティチェックの中に入れるということだ。 だから日本の空港の安全性とはまた違うかもしれない。

海外というのは、遠いだけじゃない。 日本とは常識が一から違うということ。 その常識が分からないから、怖い。

ああ、不安、不安、不安。 あっちもこっちも心配だらけ。 こんなチャンスは二度とないのに。

だけど、不安、不安、不安‥。 不安で不安でどうしようもない。

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