モナコ行きのことを考えていて、昨晩も眠れませんでした。 でも、おとといの晩と違っていたのは、一人で眠れない夜を過ごしたのではなく、夫を巻き込んだこと。 トイレに起きてきたきりんを捕まえて付き合わせました。
それで丑三つ時に二人で話し合ううち、争点が二つあることが見えてきました。
@ リスクについて――ネネの安全とチャアの安全のバランス
A 費用について――宿泊費と航空券価格のバランス
ネネの安全とチャアの安全を両方図る方法は、あるにはあります。 わたしがネネをモナコに送り届け、寮に入るのを見届けてからとんぼ返りで日本に戻り、 一月後、またネネを引き取りにいく。 それはそもそも最初に考えた方法だったけれど、 手間と航空券にかかる費用を考えるとあまりにバカバカしすぎるので、やめたのです。 でも、滞在費が意外にかさむとなれば、また変わってきます。
これまでは今後の見通しが不透明で、 なんだかんだいって結局ちゃあを連れて行くことになるんじゃないかという気がしていました。 だからある意味、気楽だったのですが、ここ2日で、いよいよちゃあは運動系の部活に入ると決め、 そうなると夏休みも練習があって連れて行くのは無理、という状況がはっきりしてきました。 部活さえなければ、ヨーロッパに連れて行かないまでも、一月間丸々実家に預けるという手もあったのだけれど、 それもままならない。
10年続けてきたネネのバレエに比べると、チャアのバレーボールは1週間前突然言い出したことで、 全く重みが違います。 でも、だからといってないがしろにするわけにもいかないのが辛い。 ホント〜に辛い;; 部活があるだけで、この先、長期休暇にさえ旅行に行きづらくなると思うと、我が家にとってはほとんど天敵。 降って湧いたような災厄! それでも親は子供の意欲を尊重しなくてはならないのかと思うと、あー、腹が立つ!!
でも、腹を立てていても仕方がないわけで。 とにかくこうなった以上、 一度日本に帰ってくることも視野に入れつつ、ふりだしに戻って考えるしかありません。