【 シーライフパーク 】
魚など、海の生き物が見られるシーライフパークは、とてもきれいなところだった。 敷地がゆったりと広く、人口密度が低くて、まさに"パーク"(公園)。
入場料を支払ってパーク内に入ったところで、記念に３人で写真を撮ろうと、近くにいた外人さんにカメラを渡して頼んだ。 快く引き受けてくれたけれど、後からフィルムを現像したら、写っていなかった。 どうやらこの方、ピントが合う音をシャッター音と勘違いしたらしい。 だって、カメラを返してくれるとき、"Very silent!"(とっても静かだね)って感心していたもの‥。 きっと日本製のカメラはシャッター音がしないんだな、って思ったのね。
わたしたちがここで見たのは、アシカのショーと「鯨の入江」ショー。 本当はもう一つ大きなショーがあったのだけれど、お昼ご飯を食べていて、見逃してしまった。
「鯨の入江」ショーというのは、大きな池で行われるイルカのショー。 花冠を頭に乗せたお姉さんがカヌーに乗って出てきたりして、どうやらストーリー仕立てになっているのだけれど、 英語なので、話の筋はさっぱり分からない。 でも、イルカが立って泳いだり、ジャンプしたりして、ねねちゃんは大喜び！ とっても楽しく見られた。 アシカのショーも、アシカが床の上をつるんつるん滑りながら歩いて(?)いるのがよかったのか、ねねちゃん、大喜びだった。
あと、ここにはリーフタンクという、さほど広くはないけれど、とても深い水槽があった。 水槽のまわりには、スロープがらせん状に取り巻いていて、ここを歩いて下ると、 何だか自分もお魚になって海深く潜っていくような気がして、素敵だった。
４時頃、シーライフパークを出る時、ついにねねちゃんがねんねに入ってしまった。 バスがすぐ来たので乗ろうとしたけれど、バスの番号を見たら「あれえ？ 58番バスでいいんだっけ？」 とふと違うような気がして、次にやってきた57番バスに乗った。 行き先"Waikiki"と書いてあったので安心して乗ったのだけれど、どうも58番の方が正解だったみたい。 帰れることは帰れたのだけれど、えらく時間がかかってしまった。 なぜってこのバス、海沿いを走ってワイキキに帰るバスではなく、内陸部をぐるっと迂回して帰るバスだったのだ。