Indonesia  バリ島芸術の村ウブド

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2003年7月3日の日記より

航空券ゲットの秘策?!

何がなんでもバリ島へたどり着きたい!
その一心で、うさぎが編み出した秘策とは?!

――それは、成田以外の発着便を使うという手でした。

‥って、「あ、なーんだ」って思った? 全然たいしたことない?
うさぎ的には、「うさぎってアッタマいい〜!」って思ったんだけどな。

うさぎってね、DIYやリフォームにしろ何にしろ、アイデアに詰まったら、 まず大前提をとっぱらってみるの。 その大前提とはたいていの場合、まず"予算"ですね。 予算の範囲内で収めようとすると、何事につけ、 どうしてもアイデアが限られてきてしまうので、大金持ちになったつもりになって、 一旦、「金に糸目はつけない」で考えてみる。 で、いいアイデアが浮かんだら、そこから徐々にコストダウンを図っていくの。 そうすると、けっこう上手くいったりするのです。

まあね、貧乏性のうさぎ、この手法の何が難しいって、 「大金持ちになったつもりになる」っていうところが一番難しいんですけれど。

それはともかく、今回もまずは、「金に糸目をつけず」、それから「手間を惜しまない」 ことからスタートしてみました。 つまり、デンパサールにたどり着くためには 「いくらかかってもいい」「乗り換えが何度あってもいい」って考えてみたのね。 そしたら、成田以外の発着便を使うっていう手が見えてきたのです。 予算内で考えていたときは、国内線の料金と乗り換えが気になって、 ハナから除外していたのですけれどね。 そういう枠をとっぱらって考えたら、すんなりこういう選択肢が見えてきた。

で、まずはじめに福岡空港発着便を考えてみました。 なぜかというと、バリに一番近いから。 ちょっとでもバリに近づきたいという気持ちが、まずうさぎに福岡発着を選ばせたのです。
そしてその次に検討したのが、名古屋。
どうして関空を抜かしたかっていうと。 ‥あら、なぜかしら?? 空港使用税が高いから? ‥って、やっぱり大金持ちになりきれていないわね、うさぎ。

まあ検討の順番はどうあれ、結果的には良い収穫が得られました。
今まで見えなかった選択肢がたくさん見つかり、 選択肢が出尽くしたところで、金持ちごっこはおしまい。 ここからは現実に即したコストダウン、手間の削減の検討に入ります。

広がった選択肢の中で、目についたものをあげてみると。

福岡発シンガポール経由(シンガポール航空) ―― 4万8000円
名古屋発クアラルンプール経由(マレーシア航空) ―― 5万3400円
名古屋発直行便(ガルーダインドネシア航空) ―― 6万8000円

おおおお、すごいラインナップだと思わない?
試しに、下の成田発着のラインナップと比べてみて!

成田発シンガポール経由(シンガポール航空) ―― 6万8000円
成田発台北経由(エバー航空) ―― 6万7400円
成田発直行便(ガルーダインドネシア航空) ―― 9万8400円

ね? 選択肢を広げると、成田発より随分と安いものが引っかかってくるでしょ?

この中で、うさぎが一等気に入ったのは、 名古屋発のガルーダインドネシア航空の直行便チケットでした。 価格は6万8000円と、キャンセル待ちをかけている成田発のチケットと同じで 安くはないけれど、なんたって同日着の直行便〜! しかもインドネシアのナショナルフラッグキャリア! なんと入国審査が飛行機の中でできちゃう! これならシンガポール経由に比べて、 24時間はたっぷり早くインドネシアに入国できそうです (‥と思ったら、最近はこのサービス、成田発だけになってしまったんですって。残念。 7月4日追記)。
それにJTBで取り扱っているっていうのも気に入りました。 高額の買い物をするときには、やっぱり慣れているところの方が気がラクですもの。

さあ、チケットの魅力は充分。 となると、あとは名古屋にいかに早く安くたどり着くかだけが争点ですね。 ここでもうさぎってば、またいいこと思いついちゃった。

新幹線で名古屋まで行けないかな〜?

って。 考えてみればうさぎって横浜在住じゃん? 新幹線使えば名古屋ってそう遠くないかもしれないじゃん? (いきなり横浜弁^^)

早速ジョルダンの乗り換え案内 で検索してみると、新横浜から名古屋まで「のぞみ」でなんと84分! 成田よりもむしろ早いくらいでした。 まあ最寄り駅から新横浜までと、名古屋駅から空港までが面倒といえば面倒だけれど、 充分アクセス圏内です。

気になる運賃の方は、指定席料金まで含めて一人1万円! うーん、高いなァ。
でも、ここから成田までの運賃約2000円と、 トランジットホテルの宿泊料、成田空港と名古屋空港の使用税の差額を差し引くと、 4000円くらいの差に縮まりました。 (実はこれは片道だけの価格差。あとでよく考えたら、帰りの分もあるので、 結局往復では一人あたり1万円くらいの差になりました。7月11日追記)
‥ま、これくらいの差ならば、直行便の利便性と相手国のフラッグキャリアの魅力で ペイできるでしょう!‥とうさぎは思ったの。
本当は、おそらく今まで検討したうちで一番安く上がる 名古屋発のマレーシア航空便にもかなり惹かれたのですけれどね、 直行便とフラッグキャリアの魅力の前には、一歩及びませんでした。

それでうさぎはこの直行便チケットに決めました。
でも問い合わせたら、この格安チケット、 出発日のひと月前にならないと売り出されないチケットなのですって。 要は正規運賃・正規割引運賃で売れ残った座席を格安で売り出すのですね。 今はまだ出発まで7週間もあるので、買えませんでした。

でもまあ、今の座席状況ならばほぼ大丈夫でしょう、とのこと。 ひと月前になって万が一取れないようならまたマレーシア航空便でも検討するとして、 とりあえず航空券探しはここで一段落と考え、 今度はバリでの滞在先予約に頭を切り替えることにしました。

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