部屋に入って、荷物をその辺に置き、一息つくとまだ時計は9時をちょっとまわったところでした。
「まだ早いから散歩でも行こうか?」
「うん、プールの下見してこようよ。後、海も」
「そうだね。場所が分からないと明日早く行けないもんね」
「そうそう。早く行こう」
「ちょっと待って、地図見るから」・・・「プールはロビーの近くだね」
「じゃ、ロビー通って行こう」「サンダル出さなくちゃ」
「チャア、鍵1枚持ってて」
「うん、じゃ、お財布に入れとくね」
ロビーから部屋まではづっと登りだったけど、部屋からロビーまでは降りでとっても楽。
道は一般の車は走らないがホテル内移動のトラム?が走っているので悠長に歩いている訳には行きません。
まして、マレーシアでは人よりも車の方が優先という事で人と車の導線を分けて欲しいですね。
「わー、きれい」
イルミネーションがとっても奇麗で、チャアは早速カメラを向けています。
何枚も何枚も取ったけれど、なかなかピントが合わず、気に入った1,2枚を残して全部消してしまいました。
でも、残った写真はとっても良く撮れていました。
ロビーを通ってレストラン前をさらに下に降りて行くと直ぐにプールが見つかりました。
色々な色のライトに照らされてとても幻想的に浮かび上がっています。
「わーきれい。夜も泳ぎたいね」
「そうだね、ここは寒くないしプールは10時までやってるから泳げるよ」
「楽しみ。明日はクルーズから帰ってきたら泳ごうね」
「3時頃だから、丁度涼しくなっていい時間だね」
「海も行こうね」
「海でなにする?」
「いろいろ」
チャアはマングローブクルーズよりもプールと海の方が楽しみ見たい。でも、きっとクルーズも楽しいよ。
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「明日も早いし、そろそろ戻ろうか」
「うん、あっちに道があるよ」
「ロビー通らなくて済むから近そうだね」
「行ってみよう」「あっちにも階段があるよ」
「こっちの道は近そうだね。あっちの階段は何処行くか分からないから明日明るい時に行ってみよう」
「うん、でもこの道、行きはいいけど、帰りは登りで大変だね」
「ほんと、何回も行ったり来たりは出来ないね」
30分程の散歩だったけど近くの地理は大体分かったし、とても気持ち良かった。
やっぱり緑が多いっていうのは落ち着くね。
部屋に帰るとチャアは日記を書き始めました。
いつもは、書くのを直ぐ忘れちゃう日記も、今日はなんか楽しそうに書いてます。
帰ってからチャアのデジカメ日記が更新されるのが楽しみ。