ビンタン島インドラマヤ滞在記　2

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わたしたちの時間

いよいよ私達の時間が始まりました。広いリビングには大きなソファーとテーブル、他には食事のできるテーブルといすがあります。半分のスペースがリビングで、もう半分がダイニングといったところでしょうか。

家具は木製でバリを思わせるような高級感のあるものがそろってます。天井にはプロペラがまわり、エアコンをいれなくても充分涼しい風がきます。壁には絵が飾られ、大きなテレビもありますがヴィラの雰囲気を壊さないための配慮なのか、木製のテレビボードには扉がついています。

リビングの両サイドにはツインのベッドルームとダブルのベッドルーム。それぞれにはシャワーとトイレがつき、他にもう一つシャワーとトイレがあります。ダブルベッドルームに続くトイレとシャワーのとなりには露天風呂風の埋め込み式の石でできたバスがあります。

キッチンには電子レンジやコーヒーメーカー、鍋からやかんまでたいていの器具や食器が全てそろっていました。しかし、まな板と包丁がなかったのは安全のためでしょうか？私達は使わなかったのですが、もしかするとバトラーに連絡すればもってきてくれたのかもしれません。冷蔵庫にはペットのミネラルウォーターが4本とペリエが2本缶のコーラが2本に、缶のビンタンビールが2本入っていました。全て無料です。

ここで私達は日本から持っていったそうめんをゆで、他には生春巻きを作って食べました。そうめんのほか缶詰等も全て日本から持っていきましたが、バトラーに頼めば食材をもってきてくれたことでしょう。日本で食べ飽きたそうめんが、すてきなヴィラで食べることにより私達のすばらしいディナーになりました。

お腹もいっぱいになり、じっくりとヴィラの中を見てまわりました。ベランダに出ると、たくさんのヤシの木や南国ムードいっぱいの植物が景色をさえぎらない程度に生えています。小高い丘の傾斜にヴィラが建てられているため、全てのヴィラから海が見えます。しかし、私達のヴィラからは夜ということもありあまり海が見えませんでした。ちょっと残念‥。

でも、ヴィラの横にはあこがれのプライベートプールがライトアップされています！プールの大きさは横5ｍ縦10ｍ～１５ｍといったところでしょうか、決して大きくはないけど遊ぶにはちょうどいい大きさです。
「すごいね！キレイ！！」みんな大感激です。

プールサイドにはビーチチェアーが４つと、木製の小さなテーブルとイスが置いてあります。お手製の料理や、ルームサービスを利用してここで食事をしたらプールサイドレストランになりそうです。私達はこのプールが気に入って、到着した初日の夜から毎日、昼も夜も関係なく気が向いた時に入りビーチボールを使って遊びました。ヴィラにはバスタオルの他にビーチタオルも置いてあり、足りなければ電話1本で交換にきてくれます。プールの最深は1.5ｍと表示してあり私でも足がつくのがやっとです。でも、プールに通じるベランダへ出る戸はカギがかけられますので、小さな子供さんがいても安心ですね。

プールからあがってもすぐにシャワーをあびれるって幸せ！シャワールームには、ニルワナガーデンズのロゴが入った石鹸、シャンプーやバスフォーム、ボディーローション、シャワーキャップ、歯ブラシ、かみそり、灰皿がおいてありました。どれも使用しませんでしたが、シャンプーは匂いがきつくて歯ブラシはとても大きかったです。しかも、持って行ったドライヤーを使おうとコンセントをみると、見たこともない３つ穴で使うことができませんでした。しかし、ベッドルームやリビングの電源は思っていた通りインドネシアで使われる3つ穴でした。結局のところダブルベッドルームのドレッサーにはドライヤーが備え付けてあったので使う必要がありませんでした。他にもドライヤーが必要ならすぐに持って来てくれたと思いますが。

歩いて数歩のプールに入ってシャワーをあびてすぐに寝れるって本当に贅沢な気分です。リビングに置いてあったお香も旅の疲れを癒してくれます。

しかし、蚊が多いのがちょっと問題。リビングは広いので２つ、それぞれのベッドルームには１つずつ、日本でいうアースノーマットがおいてありますが、私達は心配だったため日本から持っていった蚊取り線香を各シャワールームにおきました。まぁ、数十メートル先は未開発の熱帯雨林が広がるわけですから仕方ない気もします。しかし、蚊取り線香と虫除けスプレー、ヴィラに用意されていた虫除けクリームが効いたのか、ビンタン滞在中、私は一つもさされずに帰りました。

蚊には悩まされつつも、いいこともありました。 50ｃｍぐらいあるトカゲを近くでみることができたのです。かわいいリスも見れました。最初はヴィラの中をちょろちょろするトカゲも怖かったけど、帰る頃になるとなごりおしくなります。日本ではなかなか見ることができないのですから。