そんなこんなでカナダ到着
動物病院にモモとミュウを預け、空港までは、直通バスで3時間。 バタバタしたけど、楽しもうねと妻に声をかけ、自己犠牲のかたまりをほぐしつつ初の成田空港に到着。
到着後、皆様のアドバイスを基に迷うことなくスムースに搭乗手続き終了。 出発の3時間以上も前に着き、子供たちのために窓際の席をと思ったのだが、 手続きの際、すでに予約をいただいていますといわれ真ん中の4席となってしまった。 後で思えば変更できませんか?と一言聞いてみればよかった。
4万円を両替しようと、100ドル2枚、20ドル5枚、1ドル10枚などと書き込み窓口へ渡したところ、 小銭は両替できないとのこと。 適当に向こうで両替してくれた。 でも、いきなり必要となるチップはどうしたものか?と一抹の不安を抱えながらも、搭乗時間まで、 コンビニでおにぎりとカップうどんを買出しした。これがまたまた役にたった。
飛行機の中では、おいしいおつまみにビールとワインを自宅のように残量を気にせずに飲み干した。 機内食は、ビーフと魚をチョイスできるようでしたが、 うちの子供のところでは、 『できれば魚にして、ビーフは人気がありたりないので』と年配のパーサーより注文をつけられ、ちょっと不満。 どこでもいるんだよな、おつぼねさんは。
機内は思ったほど寒くなく汗ばむくらいだった。 到着1時間ほど前に、次男の通路を挟んで隣に座っていた帰国途上のカナダ人グループより、 どこへ行くんだい?とか話しているうちに、次男が持っていたあめやらお菓子の交換が始まり、 最後にカナダ人のうちの一人が、自分が愛用していた皮の腕輪をはずして次男へプレゼントしてくれました。 ずいぶん愛用していたようなのに、次男も大喜び。
そういえば機内で入国に際して記入したシートがあり、 なんだかわけがわからず適当に書いたらバンクーバーの入国管理人に呼び止められ、 あーだこーだと汗をかきながら何とか記入。 これも初体験ならでは?
また、入国審査官に、『何の目的で来た?どこへ行く?』まではよかったのですが、 『どこに泊まるんだ?』と聞かれ、『ウィストンなんとか』『what?』なんだっけと妻と顔を見合わせ、 二人ともあせってしまい、『ウィストンなんやらアンドスパ』と答えると、 笑いながら『ウィストン リゾート』だよ、と。 スパが笑をとったようで、フーッ。
桜満開のバンクーバー
表へ出るとさすがJTB、すかさず手馴れた案内で外のバス停へ。 準備されたバスでバンクーバー市内の免税店の前へ。そこで3時間近く自由行動。 こんなところで油を売っていないで早く行きたい、と家族全員の一致した不満。 土産物を見ながらグルッと一回り。
子供たちがお腹がすいたというので、サンドイッチ屋さんへ。 そこにはなんと日本人がいて注文も初めての現金支払いもスムースにこなせ、でも量は多かった。 グミが入ったようなジュースはブヨブヨしていただけなかった。
次にサーモン専門の店へ、そこも日本語ノープロブレムだった。 バンクーバーは日本語が通じるところなんだな、とへんに誤解したりして。 おそらく日本人旅行者が来る一角なんだろう。
バンクーバーは北海道より緯度が高いにもかかわらず、桜が満開だった。 待ち合わせの時間より30分も前集合場所へ。 ようやく出発。 バンクーバーを抜けひたすら上り坂、この間みんな睡眠時間。
ウィスラー到着
さらに1時間半ほどして念願のウィストンリゾートへ到着。 思った以上に豪華なホテル。 ホテルではJTBの方がお出迎え、まずはロビーで説明を受けた。
初日にゲレンデガイドをお願いしていたのだが、奇数日はブラッコム、偶数日はウィスラーということで、 その日はブラッコムだったので、通常のゲレンデガイドをプライベートガイドへ変更してもらった。 (丸3日間の自由があり、2日スキーをして1日家族で町を歩こうと予定していたので、 2日のスキーでは両方いくより、比較的滑りやすいウィスラーだけにしようと決めていた)
このプライベートガイドがあとで大正解だった。 というのは、当然金額は高いのだが、帰りのバスの周りの会話で、 ゲレンデガイドは迂回コースばかりでつまらなかったという声を耳にした。 グループのガイドだと、初心者コースばかりの案内になったようだ。 できればコネクティングルームをとお願いしていたのだが、残念ながらダブルベッドとツインの2部屋。 でも隣どうしで子供たちは大喜び。 親の小言を聞かなくてすむらしい。
荷物を置いて早々にJTBの方がウィスラーの町を半分くらい案内してくれ、 おいしい店など教えてくれたが、町の風景や雰囲気にのまれ、ほとんど覚えていない。
スキーをしない妻がゴンドラに乗ることができるか、 についてはちゃんと専用のゴンドラ券があり23ドルほどだった。 明日は、一緒にゴンドラに乗って終点にあるレストランで妻は景色を見ながらお茶することに。 スキー組は2日券を購入、この2日券なんでも3日のうちどの日でも2日利用できるとのことでした。 実際に私たちは2日目と4日目に使用。(JTBならではだそうです)
本当のカナダ
この日は、クリスチャンの妻は、唯一の楽しみとして現地の集会に行きたいというので、 事前に調べておいた隣町のペンバートンまでタクシーで行くことに。 夕食は、機内食のパンや空港で買ったおにぎりを食べ、タクシーに乗り込んだ。
ペンバートンまでは、約30分35kmほどの道のり。 ウィスラーの町を出ると何もない山間の道夜雨の振る中を走り、 あのメルヘンチックなウィスラーの町はほんの一角であることをあらためて認識した。 女性の運転手さんからここがペンバートンの中心ですよといわれたが、 ホテルが1件、スーパーが1件、飲み屋みたいな店が1件、その他もろもろ数件程度が密集することなく点在していた。 夜だったのであまりわからなかったが、ウィスラーは特別で、これがカナダの町なんだな。 そういえば行きのバスで休憩したところもドーナツショップ以外は何もなかったような気がする。
到着後、タクシーにクレジットで確か50ドルほどを支払ったが、ここでチップの書き方が分からず、 互いの話すことが理解できないまま、結局10ドル現金を渡すと、喜んでくれた。 集会では、ほとんど会話にならない私たちを快く出迎えてくれ、 50ドルも払ってウィスラーから来たのかと驚かれ、帰りはわざわざホテルまで送ってくれた。
ホテルに着いたのは10時過ぎ、明日はゲレンデガイドさんと9時にデルタウィスラーの前で待ち合わせのため、 大急ぎでお休み。