ホテルからランカウイ空港までは10分程で、
	空港に着くとそのままチェックインカウンターへ向かいました。
	今回も窓際をリクエストすると、とても陽気な係官は
	「ウィンドウシート、ウィンドウシート」
	って歌いながら捜しています。
	なかなか見つからなかった様ですが、何とか見つけ出してくれました。
	
	搭乗券を受け取ると、ガイドさんが皆に最後の説明をしています。
	「クアラルンプールでは必ず出国してください」
	「一度ゲートを出て、上に行ってから国際線に乗って下さいね」
	「国内線は20分前に乗れば大丈夫ですから買い物でもしていて下さい」
	
	そんな事をいっても、もう出発まで1時間もありません。
	30分前には搭乗したいから、後30分しかお土産を買う時間が無い。
	ガイドの説明を聞くのもそこそこに急いでゲートに向かいました。
	荷物チェックを通って、先を見るとありました、搭乗ゲート。
	さて、おみやげでも捜すか。と思って捜してみるものの売店が1件あるだけ。
	「あれ、入っちゃいけなかったのかな?」
	「チャア、ごめん。ここじゃ、お土産買えないよ。一度出ようか?」
	「時間無いし、いいよ」
	「チャア、本当にごめんね。
	クアラルンプールじゃ、お土産買えないかもしれないけど、いい?」
	「うん、いいよ」
	「じゃ、あそこの売店で何か食べるもの買おうか?」
	「ポテトチップスがいいな」
	
チャアは眠そうでちょっと疲れ気味。ポテトチップスを買って飛行機に乗り込みました。