Minnesota  ホストマザーに会いに

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1976年7月28日(水)の日記

ユキの家

今日は本当は金曜日です。 Meは怠けてしまったのです。 憶えていないことを書いてもしょうがないから、あまり書きません。

水曜日は‥。 そう!! ネンシーという金髪でlong hairの13才の女の子に会いました。 それだけです。

あっそれから、"ユキ"という名の日本人の家でMeはおすしをごちそうになりました。 すごくおいしかった。

ただね、気になるのがユキの発音。 すごく流れがない発音で、よくあれで通じるなと感心しました。 たとえば"how much is it?"は"ハマチイジ"。 日本語もあまり上出来ではなく、ところどころに英語が入ります。 "だからね、sometimeね、funnyなのね"なんていう調子。 18年もアメリカにいるのだからしかたないよね。

ああそう! アメリカでT.V.を見ました(もち英語!)。 ねえ聞いて! それがすばらしいことに、「大草原の小さな家」なの! もううれしくて!! 言葉一つ一つはわからなかったけど、ストーリーはわかりました。

そーだ!! ユキの友達(日本人)が来て、 "私のうち東京よ! しゃきしゃきの江戸っ子でさあ"なんて言って、 Meの家は府中市だって言ったら、”へっ? 東京って23区だけじゃないの"だって。変なの!

それから、ユキのだんなさんはアメリカ人で、気象台の仕事をしていて、 日本に仕事で来たときユキと知り合ってお嫁さんにもらい、 そのあと二人でいろんな国に行って、スウェーデンで養女(トゥリッシャちゃん)をもらい、 トルコで家具を買ったんだって。 家具はすごくすてきです。 特にトゥリッシャちゃんの部屋は、うすいピンクとブルーと白で、 こんなにきれいな部屋は初めて見ました。まだ2才なのに!

<<<   ――   7月28日   ――   >>>
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