Minnesota  ホストマザーに会いに

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1976年8月4日(水)の日記

メアリーの家

ここはメアリー(ホストマザーの娘で既婚)のうち。 North Branchから60マイルほど離れています。 St.クラウドというTwin cityの次に大きな都市です。 ‥といっても吉祥寺より少し小さい程度。 ただアメリカだから広いから地図の上では大きく見えます。

すごく大きなショッピングセンターがあるというから行ったら新宿の地下街よりもスモールだけど、 新宿の地下街のように小さいお店がたくさん並んでるの。 とくにアクセサリーの店は多かった。 イヤリングなんて、ずら〜〜〜〜〜。 アメリカ人て服装には気を使わないのにアクセサリーにはずいぶん気を使うものだと思った。

それから、アメリカと日本はずいぶん仲がよいらしくて、日本人と思われる人はずいぶんいた。 ‥それともインディアンかな‥。

メアリーのおうちは最初すごくみじめに見えました。 だって外側にペンキが塗ってないんだもの。 だけど今塗り替え中なんだって。 しかたがないわよね。

中はすてきでした。 メアリーのご主人はすごく気が小さいように見えます。 そして子供みたい。 マムの髪を引っ張ったりポップコーンの入っていたボールに残っているほんの少しのかすを食べてみたり。

ゴールディ(メアリーの犬)はすごく活発で頭がよくてかわいい。 "ゴールディ、シット(おすわり)!!"というと座り、"OK"と言うまで目の前にエサがあっても食べない。 "Come"というと来るし、"これを持って二階へ行け"というと、ほんとにそうするし、 "ゴールディ えさのカップをもっておいで"というっとくわえて持ってくる。

そして、不用心なのかゴールディを信頼しているのか、メアリーは家のカギをかけないで買い物に行く。 そして家の中にゴールディを入れておく。 アメリカの家の玄関(勝手口)のドアは二重になっていて、 安っぽい金属(アルミ?)に網の張ってあるカギのないドアと、 カギのついた木の普通のドアとがあり、 メアリーはカギのないドア(網戸)だけ閉めて買い物に行く。

アメリカは勉強しないためか、本屋が少ない。 本屋があったとしても小さい。 さて、ショッピングセンターの中に本屋が1軒あり、Meはローラの本を買った。 Meは「大きな森の小さな家(Little House in the big woods)」を$1.50(税金・チップ代を入れて$1.60)を買い、 メアリーが「大草原の小さな家(Little House on the big prairie)」と 「最初の四年間(The first four years)」を買ってくれた。 他のものも買ってくれようとしたけど、悪いからやめた。

それからHappyリング。 熱を加えると青くなり、冷やすと白くなるので、日本にないから買っていこうとしたけれど、 なんとなく買わなかった。$1。今度は買おう!!

<<<   ――   8月4日   ――   >>>
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