思ったことを、フランス語で言えるようになりたい!
仏検準1級合格を目指し、毎日一文、フランス語で日記を書こうと思います。
目標は、休まず書きつづけること。
がんばります。
仏検準1級試験日(予想)まで、
- Je ne peux pas retrouver mes tableaux de conjugaison. Sans eux, j'éprouve des inconvénients.
- 動詞活用表が見つからない! あれがないと不便でしょうがない。
- いつもパソコン周辺に置いてあるはずの活用表が見つからない〜! 不便不便不便〜〜! しょうがないからウェブ上で活用表を探しました。 見つけたのはドイツのサイト。 怒涛のフランス語動詞活用表です。 収容動詞数7380、活用形の数16×8=128! ドイツ人の底力を見た思い。
- éprouver(感じる・抱く・思い知る)。 un inconvénient(不都合・支障)。 形容詞ではなく、名詞。しかもカウンタブル。こんな不都合、あんな不都合‥。 不都合って数えられるんですねえ。
- le 30 Avril 2007
- Le journal qu'on étend dans le train étend sa propre connaissance, mais gêne les autres.
- 朝刊を広げた。世界は広がるが、車内は狭くなる。
- 車内マナーを訴える中吊り広告のキャッチコピー。 なぜか広告主はJT(日本たばこ)。なぜか英語の対訳つき。
- 英訳は Open your newspaper wide. It may widen your knowledge, but cramps train space for others.。 日本語だと「広げた」→「広がる」←→「狭くなる」という同じ言葉の繰り返しと反対語が実に効果的にリズミカルに使われていますが、 他の言葉に直すとその辺の面白みを再現するのが難しいですね。 étendre(広げる)。 j'étends, tu étends, il étend, nous étendons, vous étendez, ils étendent。 いつもこれと混同するのがéteindre(消す)。 j'éteins, tu éteids, il éteint, nous éteignons, vous éteignez, ils éteignent。 gêner(邪魔をする・窮屈にする)。
- le 29 Avril 2007
- Il faut savoir attendre ou oser dire non.
- ここは忍耐を知るべきか、敢えてノンと言うべきか。
- ウェブで見かけた一文。 これはハムレット、いやもっとずっと前の時代から、 人間にとって普遍的な問題ですね。
- Savoir attendre : Pour que la vie change(忍耐を知ること――人生を変えるために)、 S'affirmer et oser dire non(自己表現――ノンと言える自分になる)。 いずれも本の題名。 前者は「人の運命はすでに決まっているのだから、ジタバタせずに人生の転機を待とう」という感じの内容、 後者は「いかにノーといえる自分になって、自己を確立するか」というような内容のようです。 「ノーと言えない」のは日本人ばかりではないのですね。
- le 27 Avril 2007
- J'ai failli supprimer un email de mon amie.
- 友達からのメールを危うく捨ててしまうところだった。
- 一日に100通ものスパムメールが来るので、その中から必要なメールをより分けるのがターイヘン! 「こんにちは」とか「よろしく」とか、よくありがちな件名のものは右から左へポイポイ削除してしまうので、 時々大事なメールまで捨ててしまうことも‥(涙)。 今日も、PTA関連のメールを一通、危うく捨てそうになりました。 あー、そろそろアドレス変えたほうがいいかなあ‥。
- faillir(もう少しで〜するところである)。 良い意味にも悪い意味にも使われる便利な動詞。 Il a failli réussir.(もう少しで成功するところだった)、 Il a failli rater.(危うく失敗するところだった)。 どっちもアリ。 人間、どうせ転ぶなら、いいほうに転びたいものです。
- le 26 Avril 2007
- Quelque chose hante cette maison-là.
- あの家には何かいる。
- 娘たちに言わせると、わたしの実家には「なにかいる」んですと。 生まれたときから近代的なマンションで育っていると、古い一戸建てが怖いのでしょう。 まあその家で育ったわたしもいまだに実家で夜中にトイレに行くときには 「何も見えないぞ! 絶対何にも見えたりはしないぞ!」と唱えてますがね。 もしなにかいたとしても大丈夫。 うちの家系は絶対何も見えないから。 まだ夏は先ですが、久々に 百鬼夜行抄 を読んだものだから、こんな話になりました。
- conte fantastique(怪談)。 le fantôme(亡霊・幻影)。 ほかにもl'esprit、l'apparition、le spectreなど、 この手の名詞は豊富。 怖かったのが、le revenant。 直訳すると「戻り来し者」。 ぎゃ〜〜! fantômeは形容詞に使われることも。 vaisseau fantôme(幽霊船)、 ville fantôme(ゴーストタウン)。 ちょっと変わったところで、cabinet fantôme(英国のシャドウキャビネット)。 物の怪御用達動詞:hanter 〜(〜にとり憑く)。 Les esprits hantent ce manoir.(その館には亡霊がとりついている→その館は亡霊が出る)。 Le Dicoにはこんな禍々しい例文も! L'idée du suicide le hantait.(彼は自殺したいという思いにとりつかれていた)。 ひえええ〜! 「自殺したいという思い」が主語になっているところが、また一層怖い;;
- le 25 Avril 2007
- Etant très fatiguée, je n'ai fait que perdre mon temps allongant mollement à la maison.
- とても疲れていたので、家でゴロゴロダラダラしてました。
- あーもうダメー。枕がわたしを呼ぶ〜。
- perdre son temps(暇つぶし)、perdre son argent(穀つぶし)。 無気力ファミリー: mollir(動詞:気力が萎える)、 mou/molle(形容詞:柔かい・だらけた)、 mollement(副詞:無気力に)、 la mollesse(名詞:柔らかさ・曖昧さ・無気力)。 mourir(死ぬ)にも似て、なにやらじわじわと衰えていくような‥。
- le 24 Avril 2007
- C'est le jour pour lire.
- 今日は本を読む日。
- 先週は連日出かけてばかりで疲労困憊。 明日からまた忙しい日々が始まるので、今日一日くらい、家にいてじっくりゆっくり本を読みたいなあ、と。 とはいえ、今日読んでいたのは主に、 「古代ギリシアがんちく図鑑」。 決して疲れが癒える種類のものではなく、著者の渾身ぶりに、読んでるこっちまで疲れる本なのですが^^;。
- C'est le jour de la Noël.(今日はクリスマス)。 C'est un jour pour 〜と C'est le jour pour 〜の違い: 前者のほうは平坦に「今日は〜の日です」という感じ、 後者はleに力が入って「今日こそ〜するぞ!」みたいなニュアンスが感じられるような‥。 和訳は「今日は本を読む日」としましたが、実際の気分は後者に近いので、定冠詞を選択しました。
- le 22 Avril 2007
-
C'est le fermier semant son maïs,
qui a soutenu le coq coqueriquant toute la matinée,
qui a réveillé le prêtre tout rasé,
qui a épousé l'homme tout déguenillé,
qui a embrassé la jeune fille toute délaissée,
qui a trait la vache avec les cornes chiffonnés,
qui a encorné le chien,
qui a mordu le chat,
qui a tué le rat,
qui a mangé du malt,
qui s'est posé dans la maison que Jacque a construit. - これはジャックの建てた家にねかせたコウジを 食べたネズミを殺したネコを噛んだイヌを 突いたしわくちゃツノの雌牛の乳を搾った 一人ぼっちの娘にキスしたボロ服の男を縁組させたヒゲなしの牧師をたたき起こした 朝啼き鶏を養ったもろこしの種撒くお百姓。
- マザーグース This is the house that Jack builtより。 本当は「これはジャックの建てた家」から始まってだんだん長くなっていくのですが、 繰り返しになるので、一番長いところだけ。
- フランス語は韻を踏むの、ラク〜! なんたって、品詞ごとにおおよそ語尾の形が決まってるんですから。 英語のほうは、韻を踏むのに苦労が見られます。 たとえばthe cow with the crumpled horn(しわくちゃなツノの雌牛)、 ウシにツノが一本だけってなんか不自然だけど、 韻を踏む都合上、複数形にできなかったのでしょう。 その点、フランス語は複数形にしてもどうせ発音しない。 字づらは単数のほうがきれいに揃いますが。 出来上がったフランス語訳を見ていると、本当にフランス語の文法はきれいだなと思います。
- le 20 Avril 2007
- C'est un plaisir d'apprendre quelque chose de nouveau, une fois qu'on en est fou. Mais Dieu sait si on pourra en être fou ou non.
- ひとたびハマりさえすれば、学習は楽しい。 とはいえ、それにハマるかどうかは、神のみぞ知るところ。
- ひとたびハマりさえすれば、勉強は楽しい。 そして、楽しいと思いさえすれば、おのずとはかどる。 でも、じゃあそもそもなんでハマるかっていうと、そこに楽しさ・面白さを見出すからであり、 じゃあどうしたら面白いと思えるかっていうと‥(謎。
- une fois que 〜(いったん〜すれば)。 cf.pourvue que 〜(〜しさえすれば)。 être fou de 〜(〜に夢中になる・惚れこむ)。
- le 19 Avril 2007
- On aurait dû porter l'appareil. ...Mais non ! On a eu raison de ne pas le porter. Car si on avait pris les photos sous la pluie si fraîche, on aurait dû prendre froid.
- カメラを持ってくるんだった。 ‥いや、持ってこなくて正解だった。 こんなに冷たい雨の中で写真なんか撮っていたら、きっと風邪を引いていただろうから。
- 今日も雨。 荷物になるので、久々にカメラを持たずに外出しました。 でもそういうときに限って、心ときめく被写体に出会うんですよねえ‥。 しずくをたたえた花々の美しかったこと! なぜ丸腰(※わたしにとっては、カメラを携帯していない状態のこと) で出かけてしまったのかと後悔しきりでしたが、 今日は本当〜に寒かった! しばらく忙しく、風邪なんか引いちゃいられないので、結局、丸腰で正解でした。
- devoir(〜しなければならない・〜するに違いない)。 英語だと I should have taken my camera with me.(カメラを持ってくるべきだった)、 I would have caught a cold.(風邪をひいていたに違いない)と、 完了助動詞のhaveは他の助動詞の後にきますが、 フランス語は何はともあれ、まずavoir。 I feel cold ! I must have caught a cold.(ああ寒い! どうやら風邪をひいたらしい)も、 フランス語だと J'ai froid ! J'ai dû prendre froid.。 ややこし〜!
- le 18 Avril 2007
- Pour notre commission d'information, c'est le temps le plus occupé de l'année.
- うちの広報委員会にとっては、今が一年で一番忙しい時。
- 広報委員にとって、新年度の初めは一番忙しい時期。 先生紹介号に載せる顔写真を撮るため、 それぞれにスケジュールの異なる先生方の授業の合間に 追いかけては撮り、追いかけては撮り、連日5階建ての校舎の階段を登ったり降りたり。 すっかり足が筋肉痛です。
- le mois le plus occupé de l'année.(一年で一番忙しい月)、 l'architecte le plus occupé du pays(国中で一番忙しい建築家)、 l'aéroport le plus occupé au monde(世界で一番忙しい空港)。 発着数が一番多いってこと??
- le 17 Avril 2007
- Lequel me conseillez-vous ?
- どれがオススメ?
- 仏検準1級は秋までないので、 6月はなにか別の検定を受けようと思います。 候補は 「独検3級」 「数検2級」 「英検準1級」 「タイ検4級」あたり。 「Which do you recommend ?(どれがオススメ?)」 と家族の皆に尋ねたら、皆迷いもせず、揃って「英検準1級」ですと。 その理由は、夫:「受検料払う価値があるのは英検準1だけ。他は金の無駄遣い」、 娘たち:「ママがちょっと英語にハマっている今がチャンス」ですと。 ハハハ、あまりにごもっともなご意見! でも準1級は気が重いなあ〜。 「独検」+「数検」のほうがまだマシかも。 とにかく、そろそろ決めないと。
- conseiller(勧める・助言する)。
- le 16 Avril 2007
- L'un est retournée à sa chambre. L'autre fait le va et vient entre deux chambres.
- 一人は自分の部屋へ帰っていきました。もう一人は二つの部屋を行ったり来たり。
- 冬の間、主寝室に避寒に来ていた娘たちが、 春になり、自分の部屋へと帰っていきました。 長女はすっかり自分の部屋に戻り、次女は毛布を抱えて行ったり来たり。 2人ともまた夏になったらエアコンの入った寝室に避暑にやってくるはずです。 日本で見かける渡り鳥には、ツバメのように夏を日本で過ごし冬は東南アジアで過ごす夏鳥、 マガンのように冬を日本で過ごし夏はシベリアで過ごす冬鳥、 シギやチドリのように夏はシベリア・冬は東南アジアで過ごし、旅の途中で日本に立ち寄る旅鳥がいるそうですが (詳しくはwikipedia 渡り鳥参照)、 それで言うとうちの娘たちはさしずめ「夏冬鳥」というところかな。
- retourner、revenir、rentrerの違い。 revenirは話者がいる場所に「帰って来る」感じ(come back)、 retournerは話者がいる場所とは違う場所に「帰って行く」感じ(go back)、 rentrerは話者がいる場所に関係なく「家に帰る」(go or come home)。 En automne, les hirondelles retournent aux pays du sud.(秋になると、ツバメは(ここから)南の国へと帰って行きます)。 Au printemps, les hirondelles reviennent des pays du sud.(春になると、ツバメは南の国から(ここに)帰って来ます)。 夏鳥と冬鳥に関してはretournerとrevenirを使うとすっきりまとまるけれど、 旅鳥の場合は起点も終点も日本ではないので、rentrerの出番。
- le 15 Avril 2007
- Portez ce whisky au vieux juge blond qui fume.
- くわえタバコの金髪老判事にこのウィスキーを持ってって。
- すべての文字を使って文章を作る言葉遊びを 「パングラム」 といいます。 たとえば、日本語なら「いろは歌」がそう。 英語なら、windowsのttfファイルで使われている The quick brown fox jumps over the lazy dog.(はしこい茶狐、のろまな犬を跳び越える) が有名ですが、 ふとフランス語にもこういうのあるのかな、と思って、調べてみました。 ‥あるんですねえ。フランス語だけでなく、西洋アルファベット使用の諸言語は一通り揃い、更にはロシア語、ギリシャ語、ヘブライ語、朝鮮語まで! (参照:flickr -- Pangram)。 おもしろ〜! 日本語のパングラムは縄文ネット日本語研究ノートにたくさん掲載されています。 わたしも挑戦してみた^^。 かくやとおもひ/われそをせり/さてのちほしみえぬ/ゆめうつろ/まあすきね/こんなよふけに/はらへるたいむ/ 大意:「こうかなと思って、それ(パラダイム)をやってみたけど、うまくいかない。物好きだな。こんな夜更けにお腹をすかせて」。 「や」や「ひ」「り」「ぬ」を使おうとすると文語になりがちなことを発見。最後のほうだけいきなり口語。 しかも「腹減るタイム」って一体‥。
- 表題のパングラムは全37文字。 ダブっている分はいずれも母音で、子音は一つもダブっていないという完成度の高さです。 意味にも無理がないですね。 vieuxの位置を変え、 Portez ce whisky vieux au juge blond qui fume.(年代物のこのウィスキーをくわえタバコの金髪判事に持ってって) というものも。 他の例としては、 Voyez le brick géant que éxamine près du wharf.(波止場の近くで私が観ている巨大な帆舟を見てごらん)。 う、うーむ‥。どーでもいいけど、wharfって英語なんですけど〜^^;。 そういえば、whiskyも英語からの借用語。 考えてみればもともとフランス語にはほとんどwって出てこないのですね。
- le 13 Avril 2007
- Tu es tout mouillé ! Change-toi, ou tu vas attraper froid.
- ずぶぬれじゃない! 着替えたほうがいい。風邪をひくよ。
- 昨日、にわか雨に祟られてずぶぬれで帰ってきた次女に。
- mouillé(濡れた)、mouiller(濡らす)、se mouiller(自分を濡らす)。 humide(湿った)。 sec(乾いた)、sécher(乾かす)、se sécher(自分を乾かす)。
- le 12 Avril 2007
- Tous sont dans l'inquiétude. Tu n'es pas le seul.
- みんな不安なんだよ。あんただけじゃない。
- 新学期に入り、クラス替えもあって、周囲が「デキる」ことに不安を抱く長女。 「すごい友達がいっぱいいる学校でよかったね」なんて言えるのは母の傍目八目で、 どう言われようと、本人の辛さは変わらないんでしょうね。 でもたぶん、みんな多かれ少なかれ、友人への尊敬と引き換えに、自分への劣等感や焦りを感じているんだよ。 わたしもそう。 いつも、みんなはすごい、自分はダメだ、と思うけど、 たぶん、それが普通なんだと思う。
- Il est seul.(彼は孤独である)。 Il est le seul à 〜(彼だけが〜である)。 前者は形容詞、後者は不定代名詞。 tout(全て・みんな)だからといって、いつも複数形とは限らない。 数えられないものは単数形。Tout va bien.(すべてが順調である)。 seul(唯一)だからといって、いつも単数形とは限らない。 Ils sont les seuls à le savoir.(彼らだけが知っている)。
- le 11 Avril 2007
- Malgré mon effort d'accoucher de vous, vous ne restez pas du tout à la maison avec moi.
- せっかく産んだのに、あんたたちときたら、ちっとも家にいやしない。
- 春休みも部活やら塾やらで、あまり家にいなかった子供たちですが、 学校の新学期が始まってからというもの、ますます家にいなくて、寂し〜! あー、小っちゃい頃はよかったな。 その辺にいつもコロコロしてて。
- accoucher de 〜(〜を産む)。
- le 10 Avril 2007
- Je peux arrêter le hoquet.
- しゃっくりが止まらない。
- しゃっくりが止まらなくなってしまいました。 どうにもこうにも止められない。ヒャック! お茶を飲んでも止まらない。ヒック! トイレに行っても止まらない。ヒャック! うー、苦しい。ヒャック! あーもー!! ウィック! 「あ、ところでフランス語でしゃっくりって何ていうんだろうな、ヒャック」。 「辞書で調べてみよう。ヒック」。 「‥へー、フランス語でもやっぱり‥ヒャック ‥たぶんこれはオノマトペ(擬音語)だな。ウィック。 hoquet。『ホケ』、いや、違うな。『オケ!』」。 ‥と言った瞬間、突然胸がウッと詰まったような感じになって、しゃっくりが止まった!! よかったよかった。 フランス語を勉強するといいことあるな〜^^。
- avoir le hoquet(しゃっくりする)。 「attraper le hoquet(しゃっくりに罹る)」という表現もみました。 hoquetの最初のhは有音なのでリエゾン、エリジオン・アンシェヌマンしない。 ちなみにしゃっくりというのは別名「横隔膜けいれん」という立派な名前のついた症状だそう。
- le 4 Avril 2007
- Cet égouttoir qu'on a trouvé dans un dépôt d'ordures l'autre jour est très commode.
- 先日ゴミ置き場で拾ったこの水切りかごは大変具合がよい。
- 先日、ゴミ置き場でステンレス製の水切りかごをハケーン! ちょうどゴミ置き場から古紙を持ち去った回収業者に有罪判決が出たところだったので、 どうしようかと一瞬躊躇しましたが、右よし、左よし、誰も見ていないことを確認し、 抜き足差し足、持って帰ってきてしまいました。 だってちょうどこういうの、探してたんだもーん! 「誰か拾ってくれないかな〜?」とでも言うように、目立つところにそっと置いてあったんだもーん! わたしが拾わなかったら、ただのゴミとして燃やされる運命だったんだもーん! 危険を冒して拾ってきてよかった。水がよく切れて快適です♪
- trouver(拾う)←→jeter(捨てる)。 どちらも簡単な動詞。こんな意味もあるんですね。 dépôt d'ordures(ゴミ集積所)。 décharge(ゴミ置き場・ゴミ捨て)という言い方も。 Décharge interdite. = Défense de déposer des ordures.(ゴミ捨てるべからず)。
- le 3 Avril 2007
- Impossible n'est pas français.
- 余の辞書に不可能の文字はない。
- 最近ちょっと英語にハマり出したわたし。 フランス語のほうはすっかりご無沙汰です。 「両立」という文字はわたしの辞書にないんだなあ、とつくづく思ったところで、 ふと、「あれ、これってフランス語でどういうんだろう?」と。
- 直訳すると、「"不可能"という言葉はフランス語ではない」。 じゃ、何語? ――英語に決まってるじゃん!(笑) 冗談はさておき、「余の辞書に不可能の文字はない」、 この名訳でナポレオンの格が一段も二段も上がっていますね。 実際は、元のフランス語もナポレオンのセリフそのままではないようです。 元ネタは彼が部下に書き送った手紙の一文: Ce n'est pas possible, m'écrivez-vous; cela n'est pas français (それは不可能だとそなたは書き送ってきたが、そんな言い方はフランス語とは思えんな)。 cf: Les mots historiques。 「フランス語じゃないから意味わかんなーい!」ととぼけているのか、 「臆病者はわが臣下にあらず」と脅しをかけているのか。 いろんな読み方ができる一文です。
- le 2 Avril 2007