ちょっとづつでもフランス語!

思ったことを、フランス語で言えるようになりたい!
仏検準1級合格を目指し、毎日一文、フランス語で日記を書こうと思います。
目標は、休まず書きつづけること。 がんばります。

仏検準1級試験日(予想)まで、

2級までの軌跡はこちら 

checked付きは、ネイティヴチェック済み

checked On doit ranger l'arbre de Noël au plus tard aujourd'hui.
今日こそは、クリスマスツリーをしまわなきゃ。
早くしまわないと、娘たちがお嫁にいけなくなっちゃう〜! ‥って違うか、それはおひなさまの話だった^^;。
au plus tard(遅くとも)。 フランスでも年内にクリスマスツリーを片付けるそうです。 ただ、日本みたいにプラスチックではなく生木を毎年切ってきて使うので、 しまってまた来年使うのではなく、薪などに再利用するのですと。
le 31 Décembre 2007
checked Je n'ai envie de rien faire...
何にもする気が起きない。
今年の年末の滑り出しは好調。 大掃除も早くに始めたし、年賀状はとっくに出しちゃったし、PTAの仕事も早めに終えてしまった。 ところがそのあとがいけない。 寒くて疲れて、それになんだか落ち着かなくて、ここ数日、何も手につかない。 年が明けたら、また違うかな? 違うといいけど。
faire rien(何もしない)が使えないかなと思いましたが、 「何もする気が起きない」というのは、 「faire rien(何もしない)気が起きている」わけではなく、 「faire quelque chose(何かをする)気が起きない」状況なわけで。 この辺は、フランス語の難しさというより、日本語の難しさですね。 Je n'ai pas bien envie de faire quelque chose...。 これはなんとなくヘンなのだそう。 実はフランス語も日本語と全く同じ発想で、「何にもする気」が「起きない」と表現するらしい。 特に理由もないが、だらけていて何もする気がしない状態は、 Je n'ai envie de rien faire.(何もする気が起きない)。 faire rienの倒置に注意。 また、J'ai envie de ne rien faire.(何もしたくない)もアリだそうで、 これぞまさに、「何もしない気が起きている」状態、ある程度意思を持って、何もしないと決めている状態だそう。 Je suis peu disposé à faire 〜(〜をする気にあまりなれない)。 → これは、多忙や病気など、れっきとした理由がある場合に使うのだそう。 être disposé/encline à 〜(〜をする気がある)。
le 30 Décembre 2007
checked Chaque matin en me levant, je me retrouve roulée en boule comme un chat.
毎朝起きると、ネコみたいに丸まって寝ているのよね。
寒いので、どうしても布団の中で丸まってしまう。 あんまり固く丸まって寝るので、最近腰が痛くって‥。
rouler(転がる・転がす・巻く)、 se rouler(転げまわる・体を丸める)。 en boule(球状に)。 le peloton(毛糸玉)、 pelotonner(毛糸を巻く)、 se pelotonner(うずくまる・丸まる)。
le 29 Décembre 2007
checked Pourriez-vous livrer deux bidons d'huile dans l'année ?
年内に、灯油二缶届けてもらえる?
馴染みの米屋に、今年二度目の灯油を注文。 なんとか年内に届けてもらえますって。悪いわねぇ、年末なのに無理言って。
livrer(配達する)。 辞書にle pétrole lampant(灯油)と出ていたので使ってみたのですが、 先生によれば、フランスではそもそも石油を使う暖房器具ってほとんどないし、 こんな言葉は聞いたこともないそうです。 それにpétrole(石油)というと、 なんとなく地表から掘り出したばかりの原油を想像してしまい、日常的には使わないので、 家庭で使うものなら、普通にde l'huile(油)で良いのでは?とのこと。 dans l'année(年内に)。 au commencement de l'année(年明けに)。 dans la journée(今日中に)。 dans un jour ou deux(今日明日中に)。 Il partira dans les huit jours.(彼は一週間以内に出発するだろう)。 Il partira dans huit jours.(彼は一週間後に出発するだろう)。 Il partira dans la semaine.(彼は今週中に出発するだろう)。 Il partira dans une semaine.(彼は一週間後に出発するだろう)。 定冠詞をつけると「〜以内」、冠詞なしもしくは不定冠詞つきだと「〜後」という意味になる。
le 28 Décembre 2007
checked Je suis très occupée par la préparation des concours d'entrée en faculté.
わたしは受験勉強でとても忙しい日々を送っています。
娘のフランスのホストファミリーへの手紙の一文。 毎年この時期になると、英語やフランス語で手紙を書く必要に迫られ、苦労して、 もっと真面目にやっときゃよかった、 これからはもっと真面目に勉強し、来年はスラスラ書けるようになるぞ!と思うんですよね。 でも書き終わっちゃうと、喉元過ぎて熱さを忘れ(On oublie facilement les épreuves passées.)、 元の木阿弥(On revient au point de départ.)。
occuper(忙殺する)。 être occupé par 〜(〜で忙しい)。 les épreuves passées(過ぎ去った試練)。 revenir au point de départ.(ふりだしに戻る)。 Si tu veux la paix, prépare la guerre.(平和を望まば戦闘に備えよ→備えあれば憂いなし)。 文末は最初、aux facultésと複数形にしていましたが、 「受験するのは複数の大学でも、 結局入学するのは1つの大学であることを考えると、複数でも間違いではないかもしれないけれど、 単数のほうが自然な気がする」とのこと。 なるほど〜! 「入学試験」とひとまとめにして考えず、 les concours d'entrée en faculté (どこか一つの大学に入るために受ける複数の試験)と考えるわけね。
le 17 Décembre 2007
checked Tu continues à dormir ?
まだ寝るの?
寒さに体力を奪われ、すっかり冬眠モード。いくら寝ても寝たりない。 なぜこんなに眠れるのだろうと、自分でも感心。
Tu continues à dormir ?(まだ寝るの?)、 Tu vas continuer à dormir ?(まだ寝るの?)。 最初は未来形を使っていましたが、理由もなくだらだら寝続けるときは現在形、 病気など、寝る理由がちゃんと場合は近接未来だそう(笑)。 ただ眠いから寝るっていうのは、ちゃんとした理由に‥ならないだろうなあ‥。 Tu dors encore ?(また寝るの?)。 J'ai encore sommeil.(まだ眠い)。 J'ai déjà sommeil.(もう眠い)。 J'ai bien/mal dormi cette nuit.(昨夜はよく眠れた/眠れなかった)。 Je me suis couchée tard/tôt hier soir.(昨夜は遅く/早く寝た)。 se lever/se coucher de bonne heure(早起き/早寝)。 Laisse-moi dormir encore 5 minutes !(あと5分寝かせて)。 Je me suis endormi dans le train.(電車の中で居眠りしてしまった)。
le 16 Décembre 2007
checked Je sortais du Kotatsu en rampant, et vers la cuisine, marchais d'un pas chancelant ; j'avais envie de manger les pâtes.
コタツから這い出し、よろよろと台所へ。パスタが食べたい。
一度コタツに入ってしまうとなかなか抜けられない。 ここから抜け出す数少ない契機は、トイレに行きたいときと、おなかが空いたとき。 いくらモノグサになっても、食べたいものだけはしっかり作って食べる自分にちょっと感心。
sortir de 〜 en rampant(〜から這い出す)、 marcher d'un pas chancelant(ふらついた足取りで歩く)。
le 13 Décembre 2007
checked Une photo m'a intéressée au thé chinois.
一枚の写真から、中国茶への興味が沸いた。
一枚の画像をウェブ上で見て、突然、中国茶に興味が沸きました。 それは、1メートルくらいある長〜〜い注ぎ口のついた金色のポットで 小さな茶碗にお茶を注ぐ光景。 パフォーマンスか何かなのでしょうが(あとで調べたところ、太極茶道というものらしい)、その写真を見た途端、 衝動的に中国茶のことが知りたくなって、 娘のIDまで動員し図書館で10冊くらい本を予約。 そこで見た写真の一枚がまた衝撃的でした。 小さなポットをピッチャーに、逆さに突っ込み、危なっかしい格好のまま置いてある写真。 台湾の正式な茶芸の一場面のようですが、いやもう、日本ではありえない所作ですね。 日本でそんなことしたら、お行儀が悪いと絶対叱られる。 これだから世界って面白い。 世界のさまざまな文化を知ることで、すごく自由になれるのです。
intéresser(関心を引く・興味を持たせる)。 s'intéresser(関心を抱く・興味を持つ)。 intéressant(興味深い)。 intéressé(興味を示した)。 un intérêt(興味/利益)。 Ça ne m'intéresse pas.(それは要りません。→お店で商品を断るときの決まり文句)。 Je m'intéresse au français. = Je suis intéressée par le français.、 (フランス語に興味があります。→ 面白そうなので、これから学ぼうかなと思っている状態)。 Le français m'intéresse.、 (フランス語は面白い。→ すでに学び始めていて、その面白さにとりつかれている状態)。 Le français, c'est intéressant.(フランス語は面白い)、 prendre intérêt à/pour 〜(〜に興味を抱く)、 perdre intérêt à/pour 〜(〜への興味を失う)。 avoir intérêt à 〜(〜するほうが得だ・身のためである) ≒ Il faut mieux 〜
le 9 Décembre 2007
checked Je me sens très bien dans ma chambre bien rangée.
部屋が片付くと、気分がいい。
次女がわたしの部屋を片付けてくれました。 図書館で借りた本は一箇所に纏めて山積みにし、 コピーの裏紙は計算用に纏めて箱に入れ、 何か書きつけのあるものは纏めてクリアファイルに入れてくれました。 所要時間は約5分。 でもこの「纏めて」という作業が、自分では億劫なのよねー。
une chambre bien rangée(片付いた部屋)、 une chambre mal rangée(散らかった部屋)。
le 8 Décembre 2007
unchecked C'est le plus important qu'on obtienne de bons résultats.
結果が出せてなんぼのものだから。
Deux hommes ont dit ça dans le métro. (電車の中で初老のおじさんが二人で話していたこと)。 受験生を二人抱える母にはずしりとくる言葉であります。
結果が出せてなんぼ → 良い結果が出せなきゃ話にならない → 良い結果を出すことが最も重要である。que以下は接続法。
le 7 Décembre 2007
checked Il n'y a pas de voie qui est toujours juste.
道之可道非常道 (道の道とすべきは常道に非ず)
最近中国茶に関する本をよく読んでいます。 中国茶自体がどうのというより、茶を飲む習慣・文化の源流が知りたい。 上記の一文は、そのうちの一冊で触れられていた老子の言葉。 「絶対的・恒常的に正しい道などない」といった意味でしょうか。 なにやらヘラクレイトスの 「万物は流転する(Tout s’écoule)」に通じるものがあるような。 ちなみにヘラクレイトスも老子も、紀元前5世紀あたりの人です。 歴史古っ!
Marcel Concheというフランスの哲学者の訳は、 La voie qui se laisse exprimer n'est pas la Voie de toujours. (「道」と表現されるものは、常なる道ではない)。 なるほど〜! se laisse 〜(〜するがまま/されるがままになる、みすみす〜する/される)。 わたしの訳はペンディング。とにかく、このままじゃいけないことだけは確か。 クレール先生の訳は Toute voie ne correspond pas à tous.(全ての道は万人に適さない → 万人に適する道はない)。 cf.: Il n'y a pas de règle sans exception.(例外のない規則はない)。
le 5 Décembre 2007
checked Les gens, qui n'oublient pas un instant cet accident, ne peuvent pas en se souvenir
片時も忘れない人たちには、思い出すという行為もない。
新聞で見た一文。 子どもを失った親に思いを馳せるくだりにて。
oublier(忘れる・忘れている(思い出せない))、 évoquer(思い出す・言及する)。 oublier d'évoquer(言及するのを忘れる)。 retenir(覚える)。 se souvenir de 〜(〜を忘れない・覚えている)。 rappeler(呼び戻す→思い出させる・想起させる)、 se rappeler(覚えている(忘れないでいる))。 se remettre(戻す・回復する→(記憶を)回復する→思い出す)。 se remettreévoquerは 忘れていたことを思い出す感じ(動作動詞)、 se souvenirse rappelerは 忘れないで覚えている感じ(状態動詞)でしょうか。 「覚えている」という状態も、「思い出す」という行動も、 se rappelerもしくはse souvenir de 〜を使うのが普通だそうです。 exp : Un autre jour, j'ai rencontré un homme, et j'ai retenu son nom. Mais après, j'ai oublié son nom de famille, tandis que je me suis rappelé son prénom : Nicolas. Et aujourd'hui, je l'ai évoqué m'en suis souvenu enfin : il s'appelle Sarközy. (ある日、一人の男に出会い、彼の名を覚えた。 だがその後、彼の名:ニコラは覚えていたが、姓を忘れてしまった。 そして今日やっと思い出した。彼はサルコジと言うのだと)。 Mais après 〜のくだりは間違いではないが、 くどいので、 Mais après, je ne me rappelais plus que de son prénom : Nicolas. Et aujourd'hui, je me suis souvenu de son nom de famille : Sarközy.のほうが良いとのこと。 これに関係あるようなないような、 興味深いページを見つけました。
le 4 Décembre 2007
checked Ah, regarde ! C'est sympa cette poupée du Père Noël ! Mais elle ne servira à rien après Noël.
ねえ見て見て! このサンタの人形、いい感じ〜! でもクリスマスが過ぎたらただのゴミだよね。
Devant une boutique de couleurs, une lycéenne a dit ça.(雑貨屋の店頭で聞いた女子高校生のセリフ)。 しきりに「すごい〜! カワイ〜!」とさんざ褒めちぎっておいて、最後のオチがこれですか。 傍で聞いてて思わず笑ってしまいました。 賢い消費者ですね。頼もしいなあ。
Père Noël(サンタクロース)は男性名詞、 une poupée(人形)は女性名詞。 さあこれをilで受けるかelleで受けるか。 → elleだそうです。 un(e) marchand(e) de couleurs(雑貨商)、 une boutique de couleurs(小さな雑貨屋)、 un magazin de couleurs(大きな雑貨屋)。 chez un marchand de 〜(〜売りの店)という言い方も見つけました。 元は塗料や絵の具(des couleurs)、薬を売る店のようです。 boutique de couleursイメージ検索をかけたら、 こんなのがひっかかってきました。 灯油とか売ってても、フランスの店ってオシャレですねえ。 → もっとも、boutique de couleursなんて言い方、先生は全く聞いたことないそうで、 「雑貨屋って何?」と尋ねられたので、 「皿とか籠とか人形とかを売ってるオレンジハウスみたいな店」と答えたら、 それにぴったり当てはまる言葉は思い当たらないそうで、 皿や籠はune mercerie(小間物屋)、 毛糸や針、ハンカチやアクセサリーなどはune draguerie(薬屋:英語で言うところの ドラッグストア)、 画材はun magasin d'arts et décorations(美術と装飾の店)で買うとのことでした。
le 3 Décembre 2007
checked Je cherche une chic pendule murale qui ne soit ni en plastique ni trop chère.
プラスティックがどこにも使ってなくて、そこそこの値段のシックな掛け時計を探している。
ずいぶん前から探しているのですが、なかなか気に入ったのが見つからなくて‥。
qui以下は接続法。 ×:pas en plastique et pas chère ○:ni en plastique ni chèrepas en plastique pas cher(安物のプラスティック製ではない) →このplastiqueも冠詞がついていないということは名詞扱いではないわけで、 従って修飾することはできない。 形容詞chic(しゃれた・洗練された・感じのよい)は前修飾で男女同形。 複数不変化の場合も。gens chic(s)(紳士・淑女)。 du chic(粋・優雅・コツ)。 avoir du chic(垢抜けている)、 avoir le chic pour 〜(〜のコツを知っている)。 Chic !(やった! ついてる!)→小銭を拾ったときなどに使うそう(笑)。 Ouais !Oui !とも。 日本語にも入ってきているB.C.B.G.(ブルジョワ風)は bon chic bon genreの略。 「B.C.B.G.ってどんなイメージ?」と尋ねられたので、 「16区生まれの上流階級」と答えたら、 「15区でもいいけどね。 それから、マグレブ諸国から来たnarguilé(水キセル)を吸う大金持ち (bourgeois bohême)のこともそう呼ぶ」と言うのでビックリ。 ふーん、そうなんだ〜! 同音異義語:une chique(噛みタバコ)。 類似スペル:du chiqué(気取り・はったり)。 faire du chiqué(気取る)。→あまり使わないそう。
le 2 Décembre 2007
checked Quand j'étais enfant, heureuse, j'étais au printemps de ma vie. Quand j'étais très occupée à élever mes enfants, j'étais en été. Maintenant, je dois être en automne; après avoir élevé mes enfants, j'ai beaucoup de temps pour croire, lire, écrire et apprendre. Et un jour, en hiver, je voudrais finir ma vie au coin d'un âtre crépitant.
幸せな子どもの頃はわが世の春だった。 子育てに汗した頃は夏だった。 今は人生の秋に違いない。子育てを終え、考えたり、読んだり書いたり学んだりする時間がたっぷりある。 そして、いつか、ある冬の日にパチパチはぜる暖炉の傍で、人生を終えられたらと思う。
若いお母さんからのメールで、子どもたちが幼かった頃を懐かしく思い出しました。 子どもと一緒に、怒ったり笑ったり泣いたり、毎日大騒ぎ。いつも何かと忙しくて大変だったけれど、充実していたなあ、と。 季節にたとえて言うならば、あの頃は盛夏でした。
Quand j'étais enfant(わたしが子どもだった頃)。 冠詞がつかないんですねえ。それに、時の副詞節なのに、半過去。 このenfantheureuseは並列(わたしが子どもで、幸せだった頃)で、 heureuseenfantを修飾できない (形容詞的扱いだから。その証拠に冠詞がついていない)ので、 enfantのあとのvirgule(カンマ)は必ず必要だとのこと。 なるほど〜〜!! フランス語では普通に季節や日付を表すのにもOn est en hiver.(今は冬です)、 Nous sommes le 1er décembre.(今日は12月1日です)などと人間を主語にして言うから面白い。
le 1er Décembre 2007
<<   RETOUR   >>