お好み茶漬け

夏は食欲が減退する時期。わが家でも、お米の減るペースが目に見えて落ち、食費も減ります。毎年８月は、一年で最も食費がかからない月です。

食欲が減退すると作るのも面倒、というわけで、今後夏に向け、簡単にできるお茶漬けメニューが増えそうです。とはいえ、わが家のお茶漬けはちょっぴり豪華なんですよ。

まず、具を10数種類用意します。具体的には、焼シャケ、ササミの酒蒸し、タクアン、ザーサイ、キムチ、昆布の佃煮、梅干し、いりごま、ごま油、ニンニクのチップフライ、長ネギのみじん切り、万能ネギの小口切り、絹さやの千切り、三つ葉や水菜のザク切りなどなど。小鉢小皿を総動員し、少しづつ盛り付けます。

汁は、濃い目にとっただし汁に醤油と塩を加えた澄まし汁を、大きなポットにたっぷり、４人ならば１リットルくらい用意します。

あとは各自、大きめの飯碗に炊きたてのご飯をよそい、好みの具を載せて、汁をかけるだけ。何度もお代わりしたいので、ご飯は控えめによそいます。

次はどんな組み合わせにしようかな？と考えるのが楽しく、ちょっとしたご馳走気分。準備は超ラク、しかもいつも冷蔵庫に入っているようなものばかりなので、思い立ったらすぐ用意でき、中途半端に余った食材の整理デーになることも。食欲がないときにもするりと食べられる、良い事づくめのわが家の定番メニューです。

初稿：2007年6月21日