モノの適量
昨年転居してからというもの、食器の数が飛躍的に増えました。 もともとわたしは食器が大好き。 キッチンが広くなったのがチャンスとばかり、欲しかった器を一気に買い足したのです。
けれど、このハイペースには、我ながら少々不安を感じます。 そこで、モノの適量について、この機会に考えてみることにしました。
以前の住まいでは「適量 = 収納できる量」でした。 約2畳の台所に確保できる食器収納スペースは限られており、 好む・好まざるに関わらず、そこに入るだけの量を守るしかありませんでした。
現在は、食器の量が以前の倍に増えてもまだ収納に余裕があります。 食器の量が更に倍増したとしても、なんとかなりそう。 でも、お料理の先生ならいざ知らず、また大家族ならともかく、わが家にはその量は多すぎます。 「適量 = 使いこなせる量 < 収納できる量」と考えるのが、今の住まいでは妥当な気がします。
わが家には一週間に一度も使わない器はほとんどありません。 ガラス器など、冬には出番が少ないものもありますが、その代わり夏は毎日大活躍。 忘れられて出てこない器がないという点で、今のところは適量と言えそうです。 でもこれ以上増えたら、自信がない。 収納スペースに関係なく、そろそろ購入を控えたほうがよさそうです。
モノの適量は人それぞれ。 誰にでもあてはまる法則はないので、自分で様子を見ながら探すしかありませんね。
初稿:2007年12月27日