Philippines  セブ・マクタン島

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【 クロケット 】

クロケット

今朝もきりん先導で、朝食ビュッフェへ。朝食のあと、また雨が降りだした。 2月は一年のうちで一番雨が少ない月で、ほとんど降らないはずなのに。でも雨なら雨でまた楽しみがある。 ビーチパラソルみたいに大きな傘が部屋に置いてあり、それを差してみるチャンス!  うさぎたちはお隣りの売店へ行くのに、わざわざ傘を差して行った。

1時間ほどで雨は上ったので、9時からのローンクロケットレッスンへ。 レッスンといったって、うさぎ一家のほかには誰もいない。道具を借り、スタッフにルールを聞いたら、あとは勝手に遊ぶだけ。

クロケットというのは、長い柄のついた槌みたいなのを一人一本づつもち、 芝生のフィールドのあちこちにあるワイヤーのゲートに、 テニスボールくらいの大きさの自分のボールを通していくゲームである。 ゲートは9箇所あり、最初のゲートと5つめのゲートだけが2重になっている。 ゲートを通す順番は決まっているが、どちらの側から通しても良い。

さて、早速ゲームを始めると、ネネ、チャア、きりんと、皆いとも気軽に最初のゲートを通していたので、 「なんだ、案外簡単なのね」と思ったら、またしてもうさぎだけ入らなかった。 あまりに下手くそなので、最初はネネとチャアだけに付けていた2度打ちのハンデを急遽うさぎにもつけてもらったが、 それでも皆より大幅に出遅れた。
皆に追いついたのは、ようやくゲーム半ばのあたり。 そのあたりまで、ハンデつきのネネとチャアと互角に戦っていたきりんが後退しはじめ、 結局、ネネ、チャア、うさぎ、きりんの順にゴールした。

ネネがやけに上手だな、と思ったら、近くの老人ホームでゲートボールにお付き合いしたことがあるんですって。 ネネ曰く、
「クロケットって、ゲートボールと同じだよ」 ふーんそうなの?  うさぎはゲートボールをやったことがないから分かりませんが。 昔アメリカでやったときには、これを"クロッケー"って呼んでいたよ。

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