<<<   ■TOP   ■HOME   >>>

プチとママのポートダグラスとパームコーブの休日

アンサナ・グレートバリアリーフ
アンサナ・グレートバリアリーフ

プチとママ、部屋に落ち着く

ポートダグラスは小さな小洒落た街だ。 こんな街に暮らしてみたいという発想から遥々やってきたのだから、そりゃあもう満足満足。 宿泊はすごいよ、可憐なアパートメントだ。 部屋はステューディオと一番狭い部屋を指定していたが、それでも母子には充分な広さで、 キッチンもついている。 バスルームからは外も見渡せるし、 何より嬉しいのはどこもかしこも真新しいほどきれいなのだ。
しかしー
「なんだか一軒屋みたいなホテルだ、つまんない」とプチが言い出した。 補足すれば決して一軒屋ほど小さいものじゃあない、つまり、 いつも泊まっているようなホテルの規模ではなく、 雰囲気が素人っぽいということが言いたいのだろう。 エスケープにしてはキッチンがついているところが家庭的すぎるのかもしれない。 まあ民宿と言えなくもないが、それよりもずっとロマンチックな宿泊施設のはずなのだが。 そんなプチと話をしながら、 昔、両親が連れて行くひなびた温泉旅館よりもハトヤに泊まりたかったことを思い出した。

始動開始!

ポートダグラス マクロッサン・ストリート ここにはレストランがないため、 朝食はホテルから徒歩数分の目抜き通り「マクロッサン・ストリート」(素敵な響き!) まで出て行くことになった。
ロコ系カフェはもちろんオープンエア。 こうでなくちゃね、と思う母と、暑いのに外で食べたくないという息子の間には、 またしても相容れないものがあるようだ。
しょうがないアナタとワタシは別の人間。

アンサナのレストラン 彼はシリアルを、私はハムとチーズがたっぷりはさまったクロワッサンとカプチーノを。 そして、このあとどうしようか、と考えてみた。 プチは、聞くまでもない、プールというだろう。 到着日なんだからそれもいい。 フライトの疲れや気分転換に冷たいプールはもってこいだもんね。 でもその前に買い物にでかけなければ。

ショッピングセンターは通りの終わりの方にあって、 ここへ来れば何でも揃うといったスーパー「Colse」だ。 夜はともかく朝は部屋で食べたいというプチのために部屋で食べられる食材を探した。 まるで住人になったような感触がなかなかいい。 オーストラリアの果物はどれも美味しく甘いし、パンは柔らかく、 ヨーグルトやチーズなど乳製品の種類が多い。 もちろん二人のお気に入りにDanonのバニラヨーグルトもあった。 スーパーで思いのほか時間がたってしまい、その日はプールで遊ぶくらいしかできなかった。

アンサナグレートバリアリーフの寝室 夕方はフォーマイルビーチ方面に散歩にでかけ、持ち込んだ用事を片付け、 ビールを購入するのに苦労し、テイクアウトの中華を買って6時半頃部屋に戻った。 何しろ電子レンジがあるのだからテイクアウトも安心だ。

母子の夜長はテレビと読書。明日はカンガルーを見に行くぞ、ときめた。

前のページへ トップページへ 次のページへ