イルカと泳げる島 小笠原旅行記
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6日目:ドルフィンスイム

イルカ

ドルフィンスイム

朝、9時、乗客10数人を乗せドリームV号が出港。
本当にイルカと泳げるのかドキドキ。
これがメインイベントですもの。

ライフジャケットを着て、シュノーケルの使い方などを習い準備完了。
こどもたちは泳げますが、深い海は初めてなので安全のためライフジャケット着用。

まず兄島付近に行き、そこで一頭のハシナガイルカ発見。
船に乗ってすぐにドルフィンスイムの要領や注意事項を聞いたのに、船長の合図に大慌て。
心の準備ができてないまま、あわてて海にドブーン!!
そこで見たものは・・・。

エメラルドグリーンの海中に浮かび上がる一頭のイルカ。
人間に気づいているのかいないのか 悠然と泳いでいる。
幻想的な姿。
夢みたい。

目の前に本物の自然のイルカが泳いでいる。
この目で、本当にイルカが見れるなんて・・・うれしさを通り越して感動!!
うっとりと、その姿に吸い込まれるように追っていきました・・・。
でも、あっという間にイルカはエメラルドグリーンの中に消えていきました。

親子イルカ

次にもっとたくさんのイルカを求めて南島の方へ移動。
そこは台風の影響が残っていて非常に高いうねり。
でも、そこで10頭単位のイルカの群れに遭遇。

信じられない光景。
親子のイルカ、子イルカはしっかり親イルカのわき腹あたりにくっついて泳いでいる。
3頭並んでこっちに向かってくるイルカたち。
海底で、井戸端会議のように、丸く集まっているイルカたち。

海の中

わたしの横をすーっとすぎていくイルカ。
その時、何か「ピー・ピー」「キューキュー」と音が聞こえる。
何の音?
あ!これがイルカの声だ!
何か私たち人間のこと話してるんだ!
もー本当にしあわせ!!夢のよう!!

海中散歩

お昼は、兄島海中公園のキャベツビーチに停泊し、船の上でランチタイム。

シュノーケリング

その後、海中散歩。
サンゴと熱帯魚の海。
パンで餌付けができたので、あげてみると、ワーと魚たちが集まります。
まるで、水族館の水槽の中で泳いでいる気分でした。

南島

午後、南島上陸。
うねりの大きい中、狭い岩間をやっと通り抜けに成功。やっと上陸できました。
ここでの父のお目当ては、「扇池」。 足場の悪い中、植物をふみつけないように注意しながら、高台に登る。 そこから見た扇池を撮りたいのです。

扇池

扇池は名前のとおり、扇の形をしていて砂も真っ白で、美しく期待どうりの姿でした。 逆光でしたが、すてきな一枚となりました。

シュノーケリング

こどもたちは、扇池でもシュノーケリング。 シュノーケリングにもすっかり慣れてしまった。 特に足につけるフィンは大好評!! ラクーに泳げ,沈まない。 サンゴと小さい熱帯魚がいっぱいいました。

扇池の砂は、父島でも一番白くて、小さくて、さらさらです。 記念に欲しかったけど、南島のものはすべて持ち出し禁止なのであきらめました。 船に戻る時も足の砂も洗われてしまいました・・・。

シュノーケリング

南島をあとにし、もう一度ドルフィンスイムに挑戦。
皆疲れ果てたのか、挑戦者は5人ぐらい。
ドルフィンスイムは、海に入るときとイルカを見るときはいいのですが、船に戻るのがもう大変!! フィンをつけたまま船尾からよじ登るのが超大変!!! 両腕で全体重をもちあげなければならないんです。 最後に、たくさんのイルカさんたちと会えて楽しかった。 こどもたちは「明日もするー」って騒いでますー。

宿に戻ると、他の船のドルフィンスイムに参加した人に話を聞きましたが、 その方たちは、あまり見ることができず、残念そうでした。 イルカたちを全然見れないときもあるそうで、わたしたちは運が良かったんだって思いました。 やはり、自然の生き物ですものね。

あおうみがめの産卵

7時、ビジターセンターにて、「たこの葉細工ブレスレット」作りに参加。 父島のたこの木の葉を加工してつくるもので、地元の人の指導を受けながら、それぞれ気に入った色を組み合わせて、 ステキなブレスレットができました。 ビジターセンターは、こどもたちもはまりっぱなしで、大変お世話になりました。

9時、あおうみがめが大村海岸で、産卵しているとの情報。
あわてて駆けつけると、すでに数十人の人だかり。

海洋センターの人の指示で、皆、静かに座って待ちました。 産卵を始めると係の人の誘導で、一人ずつ順番に産卵の様子と、卵を見ることができました。 ピンポン玉ぐらいの大きさで、100個ぐらい産んでました。 2時間ほどして、無事産卵が終わり、かめは砂をかけて穴をうめ、海へ帰って行きました。

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